こんにちは、当サイト管理人の黒糖です。
運河の街ヴェネツィアから、ルネッサンスの街フィレンツェへ。イタリア周遊で組み合わせやすい2都市ですが、切符を探すと似た駅名や複数の料金が並び、どれを選ぶか迷いやすい区間でもあります。
私なら、まずヴェネツィア・サンタ・ルチア駅発、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅着の直通高速列車を比べます。本島から出発し、市内観光を始めやすい駅へ着けるので、荷物を持って移動する日にも扱いやすい組み合わせですよ。
この記事では、FrecciarossaとItaloの選び方から、料金の読み方、予約、当日の乗車までを順に解説します。安い表示だけに飛びつかず、変更条件やホテルから駅への移動も含めて、あなたの旅程に合う1本を選びましょう。
- 出発駅と到着駅を間違えない選び方
- 高速鉄道2社の所要時間と料金の比べ方
- 予約から当日の乗車までの手順
- 荷物や乗り遅れを考えた旅程の組み方
ヴェネツィアからの移動の基本
最初に決めたいのは、列車の会社よりも駅の組み合わせ。都市名が同じでも、選ぶ駅によって出発前後の手間が変わります。
本島からはサンタ・ルチア駅
ヴェネツィア本島の観光エリアに滞在するなら、基本の出発駅はVenezia Santa Luciaです。予約画面や乗車券では「Venezia S. Lucia」「Venezia S.Lucia」のように省略されることもあります。
本土側にあるVenezia Mestreは別の駅。本島のホテルからメストレへ出て高速列車に乗る方法もありますが、駅までの移動を追加してまで安いかどうかは、別に考える必要があります。最初からサンタ・ルチア発の直通便を選べば、その移動を減らせますね。
一方、メストレ駅近くに泊まる人はメストレ発が自然です。「観光客は全員サンタ・ルチア」と決めつけず、ホテルの住所と乗車駅の位置を照らし合わせてください。空港から直接移動する場合も、空港到着から列車の出発までに必要な時間を別途見込みましょう。
乗車券に印字された出発駅を優先
同じ列車が両駅に停まる場合でも、好きな駅から自由に乗れるとは考えないでください。予約後に乗車駅を変えたいときは、購入先で変更の可否と手続きを確認します。

到着はサンタ・マリア駅を確認
フィレンツェ中心部を目指すなら、到着駅はFirenze Santa Maria Novellaが基本。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅のことで、「Firenze S. M. Novella」「Firenze SMN」などの表記でも出てきます。
注意したいのは、検索結果にFirenze Campo di Marteなど別の駅が混ざる場合です。フィレンツェという都市名だけで判断すると、想定と違う場所に着くことがあります。駅からホテルまで徒歩で行くつもりなら、購入前に到着駅の正式名まで確認しておくと安心ですよ。
駅を出たあとの移動では、直線距離より、スーツケースを引いて歩ける道かを見たいところ。石畳、混雑、建物の入口の位置によって、地図の印象より時間がかかることがあります。到着直後の美術館予約は、列車の到着時刻だけを基準に入れないようにしましょう。
直通なら約2時間15分が目安
サンタ・ルチア駅とサンタ・マリア・ノヴェッラ駅を結ぶ直通高速列車は、約2時間15分前後を計画上の目安にすると考えやすいです。Trenitaliaはヴェネツィア―フィレンツェを2時間13分から、Italoの路線一覧は2時間15分と案内しています。
ただし、Italoの個別路線ページには約2時間という表示もあります。こうした都市間の案内時間を、すべての駅・列車に当てはめないことが大切。メストレ発かサンタ・ルチア発か、途中の停車駅はどこかによっても変わるので、予約画面の発着時刻を最終的な基準にしてください。
また、この数字は列車に乗っている時間。ホテルから出発駅へ向かい、少し早めに着き、到着駅から次の宿へ移動する時間は別です。午前中に列車へ乗れても、昼の予定を駅到着直後から詰め込まないほうが、街を楽しむ余裕が残ります。
FrecciarossaとItaloを比較
中心駅同士の移動では、TrenitaliaのFrecciarossaとItaloが主な比較相手です。会社名だけで優劣を決めず、同じ日の直通便を並べてみましょう。
Frecciarossaが合う人
Frecciarossaを選ぶ基準
希望の出発時刻に合う/直通で目的の駅に着く/運賃条件が旅程に合う。この3点を満たし、総額に納得できるなら候補になります。
FrecciarossaはTrenitaliaが運行する高速列車です。予約時には、StandardやBusinessなどの座席の種類とは別に、Super Economy、Economy、Baseといった運賃の名前が出てきます。
ここは混同しやすいところ。座席の種類は車内でどう過ごすか、運賃の種類は予定を変えたときにどう扱われるか、という違いです。同じ座席でも運賃条件が異なるため、「Standardを買ったから変更できる」とは限りません。
この区間を1本だけ乗るなら、他都市への路線網よりも、あなたが乗る便そのものを見れば十分。午前の観光を終えてから出たいのか、午後をフィレンツェで使いたいのかを決め、その希望に合う列車を探してみてください。
Italoが合う人
Italoを選ぶ基準
希望時間の直通便がある/選んだ座席と荷物条件が合う/変更にかかる負担を受け入れられる。料金と一緒に、この3点も確認しましょう。
Italoも、この2都市を結ぶ高速列車の選択肢です。Smartなどの座席の種類と、Low Cost、Economy、Flexなどの運賃条件を分けて比べます。安い運賃でも、車内での過ごし方と変更条件の両方が自分に合えば、十分に候補になりますよ。
ただし、大きなスーツケースがある人は荷物の規定を先に確認したいところ。公式案内では、Smartで75×53×30cmを超える荷物は持ち込めないとされています。大きさが気になる場合は、車輪や持ち手を含む測り方も確認してから座席を選んでください。
座席を少し上の種類にするかは、値段の差と過ごし方次第。2時間ほどの移動中に休みたい、仕事をしたい、同行者と落ち着いて話したいなど、具体的な目的があると判断しやすくなります。
会社名より発着時刻で選ぶ
比較するときは、最初に直通便へ絞り、出発駅と到着駅をそろえます。そのうえで、発着時刻、総額、変更条件の順に見ていくと、条件の違う切符を比べずに済みます。
たとえば、少し安くても夜遅くに着く便は、ホテルの受付時間や到着後の食事まで考える必要があります。逆に、朝早い便は午後の観光時間を取りやすいものの、ヴェネツィアでの朝食や駅までの移動が慌ただしくなるかもしれません。
◆黒糖のワンポイントアドバイス
私なら、まず「何時にフィレンツェのホテルへ着きたいか」から逆算します。出発時刻だけを見て選ぶより、移動したあとの1日が想像しやすいですよ。
鉄道料金を正しく比べる方法
この区間の高速列車は、すべての日・便に同じ料金が設定されているわけではありません。広告の最低価格と、自分が購入できる金額を区別して読みましょう。
公式掲載は18.90ユーロから
2026年11月1日確認時点で、Italoの英語版「Venice–Florence」個別路線ページには18.90ユーロからと掲載されています。ただし、これは特定の旅行日、出発時刻、人数を指定して取得した予約見積もりではありません。
「この日なら18.90ユーロで買える」「直前でもこの金額」と保証する数字ではなく、路線紹介ページの最低価格表示です。実際の支払額は、旅行日と人数を入力し、便と座席を選んだあとの予約画面で確認してください。
なお、公式の別の一覧ページには異なる最低価格が表示される場合もあります。ページの表示差を、あなたの日程で買える割引と決めつけないこと。ここでは参照先を個別路線ページにそろえ、未確認の当日料金や平均相場は掲載していません。
出典:Italo公式「ヴェネツィア―フィレンツェの列車案内」
料金表示の読み方
掲載の18.90ユーロは往復総額やホテル代込みの価格ではありません。旅行日の列車代、追加サービス、必要な駅までの交通費をそれぞれ確認し、旅全体の費用を見積もりましょう。
2社を同じ条件で検索する
TrenitaliaとItaloの比較では、日付、人数、駅、時間帯を統一します。「片方はサンタ・ルチア発、もう片方はメストレ発」では、安さの理由が列車代なのか乗車区間なのか分かりません。
まずは大人の人数を正しく入力し、子どもがいる場合は旅行日時点の年齢も設定。その後で、同じ時間帯の直通便をそれぞれ選びます。1人分の表示なのか、同行者全員の合計なのかも、支払い前に確認してください。
Trainlineなどで高速鉄道の料金と時刻を比較する場合も、最後は支払総額と変更の窓口まで見ましょう。予約サービスによっては手数料などが加わることがあるため、検索一覧の金額だけで判断しないのがコツです。
日本円の請求額は、決済時の為替やカード会社の海外事務手数料などでも変わります。そのため、この記事では固定の円換算を添えていません。ユーロ建ての列車代と、実際に利用するカードの条件を分けて考えるほうが、予算の誤解を減らせます。
安い切符は変更条件を読む
TrenitaliaのSuper Economyは、原則として日時変更や自己都合の払い戻しができない運賃です。ただし、対象条件を満たして有料の払い戻しオプションを追加した場合など、別の扱いがあります。「安い切符は絶対に返金不可」と一括りにせず、購入時の条件を確認しましょう。
Economyは日時変更に条件があり、Baseとの差額が必要になる場合があります。Baseは比較的変更しやすい一方、払い戻しには控除があるなどの制約も。いずれも「変更可能」と「追加負担なし」は同じ意味ではありません。
Italoも運賃ごとに条件が異なります。確認時点の公式案内では、Low Costの日時変更は出発72時間前までで、切符代の60%の追加料金と必要な運賃差額がかかります。Economyは出発3分前までの日時変更に20%の追加料金と必要な差額がかかる扱いです。
ただし、個別の割引商品や追加オプションでは条件が変わることがあります。購入画面で「変更期限」「追加料金」「差額」「自己都合の払い戻し」を読むところまでを予約の一部にしてください。航空便から乗り継ぐ日は、遅れた場合の買い直しまで想像すると選びやすいですよ。
早めの予約と前後の便を確認
日程が決まったら、まず両社の販売状況を確認しましょう。安い運賃には販売数などの制限があるため、希望の便を後回しにすると、選べる価格や席が変わることがあります。
ただし、「何日前なら必ず最安」と決まっているわけではありません。早く買うほど必ず下がるものでもないので、希望時間と変更条件に納得できるかが判断の軸です。価格が気になる場合は、前後の便も見て、観光時間への影響と一緒に比べてみてください。
検索しても便が出ないときは、日付や駅名に誤りがないかを確認。そのうえで販売開始前やダイヤ調整の可能性も考えます。検索結果が空欄だからといって、すぐに満席や運休と判断する必要はありません。
予約から乗車までの手順
予約で確認することと、駅で確認することを分けると、初めてでも動きやすくなります。大事なのは、乗車券の情報と現地の案内を照合することです。
予約画面で直通便を選ぶ
出発欄にVenezia Santa Lucia、到着欄にFirenze Santa Maria Novellaを入れ、旅行日と人数を設定します。メストレに泊まる場合は、出発欄をVenezia Mestreへ変更してください。
検索結果では乗り換え0回、Direct、Direttoなどの表示を確認します。途中に停車しても、同じ列車に乗り続けられるなら直通です。一方、ボローニャなどで別の列車へ移る行程は乗り換えあり。所要時間が近くても、荷物を持ってホームを移る手間は変わります。
希望の列車を選んだら、座席の種類と運賃条件を確認します。同行者と近くに座りたい場合は、座席指定の画面や割り当て結果も確認。好きな席を選ぶ操作に追加料金が必要な場合は、購入前の総額へ反映されているかを見てください。
最後は旅行日、駅名、出発時刻、人数、氏名、運賃条件、支払総額を照合します。メールアドレスの入力ミスも避けたいところ。予約情報が届かないときに備えて、予約番号が表示された完了画面も保存しておきましょう。
電子乗車券を端末に保存
購入が完了したら、乗車に使う電子乗車券や予約情報をスマートフォンへ保存します。確認メールを受け取っただけで終わらせず、予約番号、列車番号、号車、座席が読める状態かを確かめてください。
TrenitaliaのTicketlessでは、予約コードのPNRが重要です。Italoも、購入した乗車券のコードや案内をすぐ出せるようにしておきます。車内の通信に頼らず、PDFなどを端末に保存しておけば、圏外や回線不調のときにも提示しやすくなります。
氏名確認を求められる場合に備えて、パスポートも携帯しましょう。同行者分を1台にまとめる場合は、1人ずつの情報を表示できるか確認します。電池が切れると困るので、乗車前に充電し、必要ならモバイルバッテリーも手元へ。
駅では列車番号を照合する
出発駅には、慣れない駅で案内を確認する余裕を持って着くのがおすすめです。私は出発30分ほど前の到着を計画上の目安にしますが、これは鉄道会社が一律に定めた締切ではありません。荷物、混雑、移動支援の必要性に応じて調整してください。
駅の出発案内は「Partenze」、ホームは「Binario」が目印。表示された行き先がフィレンツェではなくローマなどでも、途中でフィレンツェに停車する列車かもしれません。行き先の都市名だけで探さず、列車番号と出発時刻を乗車券と照合します。
ホームがまだ表示されていないときは、案内板を確認できる場所で待ちましょう。発表後や変更時も慌てて移動せず、番号を再確認。乗車するときは号車と座席番号を見て、荷物を通路へ残さないように席へ進みます。
駅で誰かに手伝いを申し出られても、乗車券や財布を不用意に渡す必要はありません。操作や乗り場が分からない場合は、鉄道会社の窓口や制服を着た係員へ尋ねると動きやすいですよ。
高速列車の切符は打刻不要
列車と座席が指定されたFrecciarossaやItaloの電子乗車券は、一般に駅の打刻機へ通す必要がありません。紙の地域列車券についての説明を見て、高速列車でも同じ操作が必要だと思い込まないようにしてください。
ただし、駅の入場確認や車内での検札は別です。係員に求められたら、購入済みの乗車券や予約コードを提示します。地域列車を組み合わせる場合は、その区間の券種と有効化の案内を個別に確認しましょう。
また、指定された列車に乗ることが前提です。「同じ方面だから次の便でも使える」と判断せず、変更が必要になったら購入先で手続きしてください。乗り遅れたときの扱いは、選んだ運賃によって異なります。
荷物と観光時間を考えた計画
2時間ほどの列車移動でも、荷物と前後の予定によって疲れ方は変わります。切符を買う前に、ホテルを出てから次の観光を始めるまでを想像してみましょう。
スーツケースと貴重品の管理
車内では、荷物の大きさと設備に応じて棚や指定の荷物置き場を利用します。大きな荷物を自分の席の近くへ置けるとは限らないため、乗車前にパスポート、財布、薬、充電器などを小さなバッグへ分けておくと便利です。
特に停車駅では、荷物の出し入れで人が動きます。貴重品を大きなスーツケースに入れたまま離したり、座席にスマートフォンを置いて席を立ったりしないようにしましょう。2人旅でも、荷物を見ているつもりで両方が離れないことが大切ですね。
家族連れは、荷物を持ち上げる人と子どもの乗降を支える人を決めておくと動きやすくなります。大きな荷物が複数ある場合や移動支援が必要な場合は、乗車直前の判断に頼らず、予約前に設備と手続きを確認してください。
午前移動なら午後に余裕
フィレンツェの街歩きを到着日から楽しみたいなら、午前中に移動する組み方が候補です。ただし、早朝便を選ぶほどよいわけではありません。ホテルの朝食開始時刻、チェックアウト、駅までの移動が無理なくつながる便を選びましょう。
到着後は、ホテルへ荷物を預けられるかがポイント。チェックイン前に預かってもらえるとは限らないので、受付の時間とあわせて確認しておくと安心です。駅の荷物預かりを使う場合も、営業時間、荷物の大きさ、料金を別途確かめます。
時間指定のある美術館は、ホテルへの移動と荷物預けを終えられる余裕を取って予約してください。列車が予定どおり着いても、駅からすぐ観光を始められるとは限りません。到着日は街歩き中心にして、翌朝に美術館を入れる組み方もあります。

本島の朝を楽しむ昼移動
ヴェネツィアの朝を楽しんでから昼前後に移動するのも、魅力のある組み方です。水辺で朝食を取り、ホテルに戻って荷物を受け取り、駅へ向かう。前日の観光が長かった人にも、慌ただしさを減らしやすい選択ですね。
ただし、チェックアウト後の荷物預かりや、受け取りに戻る時間を忘れないこと。駅と反対方向の観光地へ行くなら、その往復まで含めて考えます。「列車までまだ時間がある」と遠くへ出てしまうと、最後の移動で焦りやすくなります。
宿を探す段階なら、サンタ・ルチア駅へ移動しやすいヴェネツィアのホテルも候補にしてください。駅に近いかだけでなく、荷物を持って渡る橋や、水上交通の乗り場までの経路を見ると、出発日の負担を想像しやすくなります。
到着後はホテルの場所も大切
フィレンツェでの滞在が短いなら、駅と主な観光地の間を歩きやすい立地が便利です。宿泊費だけで決めず、列車到着から荷物を置くまで、翌日に再び駅へ向かうまでの移動も考えてください。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅周辺のホテルを比較する際は、実際の入口、受付時間、エレベーターの有無、荷物預かりの条件も確認しましょう。地図上で駅に近くても、階段や建物の構造が負担になる場合があります。
到着後の観光は、フィレンツェ観光の回り方も参考に、滞在日数に合わせて選んでみてください。ドゥオーモ周辺を歩くのか、美術館を中心にするのかで、移動日に残しておきたい時間も変わります。
日帰りと逆方向の移動
この2都市は日帰り往復も検討できますが、片道約2時間15分なら列車だけで往復約4時間半。駅への往復や乗車前の待ち時間を加えると、現地で過ごせる時間はさらに短くなります。
街歩きを少し楽しむ目的なら候補になりますが、美術館を複数回りたい人や、食事や夕景まで楽しみたい人は宿泊も比較したいところ。宿泊費が増えても、移動回数を減らせる価値があります。往復なら、帰りの便の時刻と料金も購入前に確認してください。
フィレンツェからヴェネツィアへ向かう場合も、基本はサンタ・マリア・ノヴェッラ発、サンタ・ルチア着の直通高速列車です。メストレに泊まるなら、メストレ着を選びます。逆方向も同額とは限らないので、別の日付・便として検索しましょう。
予約前に解消したい疑問
購入直前や当日に迷いやすい点をまとめました。列車の基本を詳しく確認したい場合は、イタリアの高速鉄道の予約と乗り方もあわせてどうぞ。
よくある質問
Q1. 当日に駅で切符を買えますか?
A. 空席があり、販売が受け付けられていれば購入できます。ただし、希望時間の席や安い運賃が残っているとは限りません。移動日が決まっているなら事前予約を検討し、当日購入では窓口や券売機の待ち時間も見込んでください。
Q2. ボローニャで乗り換えますか?
A. 直通便を選べば乗り換えは不要です。途中でボローニャに停車しても、同じ列車でフィレンツェへ向かう便ならそのまま乗車できます。検索結果の乗り換え回数を確認し、途中駅名があることと、列車を移ることを分けて考えてください。
Q3. 乗り遅れたら次の便に乗れますか?
A. 運賃によって扱いが異なり、すべての切符で次の便へ乗れるわけではありません。出発前なら変更手続きの可否を確認し、出発後は速やかに鉄道会社の係員や購入先へ相談してください。列車の運休・遅延と自己都合の乗り遅れも、同じ扱いとは限りません。
Q4. バスや普通列車も比べるべきですか?
A. 予算を優先し、移動に時間を使えるなら比較してもよいでしょう。ただし、バスは発着場所から中心部への移動、地域列車は乗り換え回数まで確認が必要です。短い周遊旅行では、中心駅同士を直通で結べる高速列車を基準にすると、観光時間との釣り合いを考えやすくなります。
Q5. 大きな荷物や子ども連れでも乗れますか?
A. 荷物と子どもの年齢・座席条件を確認したうえで利用できます。特にItaloのSmartは荷物の大きさに注意してください。子どもは年齢だけでなく、専用の席を使うか、どの運賃を選ぶかでも支払額が変わるため、家族全員を入力した最終総額で比較しましょう。
まとめ|直通便を軸に選ぼう
ヴェネツィアからフィレンツェへは、本島のサンタ・ルチア駅と中心部のサンタ・マリア・ノヴェッラ駅を結ぶ直通高速列車を基本に考えると、旅程を組みやすくなります。列車の所要時間は約2時間15分前後を目安にし、実際の便の発着時刻で確かめてください。
- 本島滞在ならサンタ・ルチア発、メストレ滞在ならメストレ発を確認する
- FrecciarossaとItaloを同じ日付・駅・人数・時間帯で比較する
- 最低価格の表示と自分の日程の支払総額を区別する
- 変更条件と荷物の規定を確認してから予約する
- ホテルから駅、到着駅から宿への移動時間も見込む
私は、少しの価格差なら、到着後にゆっくり街を歩ける時刻を優先したいと思います。列車代だけでなく、その1本で旅の時間をどう使えるかまで見て選ぶと、納得できる移動になりますよ。
日程が決まったら両社の空席と料金を確認し、時刻・総額・条件に納得できる便を押さえましょう。運河の街から芸術の街へ、無理のないペースでつなぐのが、この区間を楽しむコツです。

