海外旅行ホテルの防犯グッズおすすめ|ドア対策と選び方を解説

こんにちは、当サイト管理人の黒糖です。

海外旅行でホテルに泊まるとき、客室のドアがきちんと施錠できるかは気になるところ。特に一人旅や初めて訪れる国では、夜間の防犯対策を少し充実させておきたいですよね。

そんなときに候補になるのが、携帯ドアロックやドアアラームなどの防犯グッズです。ただ、見た目が似ていても、ドアの開放を物理的に抑えるものと、異変を音で知らせるものでは役割が違います。

しかも、海外ホテルのドアは形状もさまざま。購入した商品を持参しても、客室によっては取り付けられないことがあります。

私が大切だと思うのは、ホテルの既存の鍵を基本にして、必要な機能だけを補うこと。防犯グッズを増やすほど安全になるとは限りません。

この記事では、代表的な防犯グッズの違いから実際の販売価格、購入前の確認事項、ホテルでの安全な使い方まで詳しく紹介します。

  • 海外ホテルで役立つ防犯グッズの種類と特徴
  • 携帯ドアロックとドアアラームの違い
  • 実際の販売価格と失敗しない選び方
  • ホテル客室で安全に使うための注意点
目次

海外ホテルで防犯グッズを使う理由

海外旅行のホテルでは、客室の鍵をきちんとかけることが防犯の基本です。そのうえで、どのような場面に追加の対策が役立つのか考えてみましょう。

客室の鍵だけでは足りない場面

海外ホテルの客室には、カードキーや通常の鍵に加えて、室内側の補助錠やドアチェーンが備わっていることがあります。

設備が正常に動作していれば、まずはそれらを正しく使用することが大切です。

ただし、古い建物を改装したホテルや小規模な宿泊施設では、ドアの構造や補助錠の種類が異なる場合もあります。

例えば、次のような状況です。

追加の防犯対策を検討したい場面

  • 室内側に補助錠がない
  • 客室の鍵やドアチェーンの状態に不安がある
  • 一人旅で夜間の物音に気付きたい
  • ホテルと民泊を組み合わせて宿泊する

もっとも、ドアの鍵が壊れている場合や正常に閉まらない場合は、防犯グッズで問題を補おうとせず、フロントへ修理や部屋の変更を相談してください。

防犯用品は故障した設備の代用品ではありません。

イタリアでは、ホテルでの盗難にも注意が必要です。外務省の安全対策基礎データでは、ローマやミラノなどのホテルにおいて、宿泊客を狙った盗難や置き引きの事例が紹介されています。

また、ホテルの規模やグレードに関係なく被害が発生していることにも触れています。

重要なのは、高級ホテルだから絶対に安全、安いホテルだから危険と決めつけないことです。

(出典:外務省海外安全ホームページ「イタリアの安全対策基礎データ」)

防犯対策はホテル選びから

携帯ドアロックを購入する前に、宿泊施設そのものの安全性も確認しておきたいところです。

例えば、フロントの対応時間、建物の出入口、客室階への立ち入り管理など。これらは小さな防犯グッズだけでは補えない部分です。

私ならホテルを予約するとき、料金や立地と一緒に、次の点も確認します。

予約前に確認したいポイント

フロント:深夜の問い合わせや緊急時に連絡できるか

建物:宿泊者以外の立ち入りを管理しているか

客室:室内側の施錠設備や窓の鍵があるか

周辺:夜間の移動経路や入口周辺の状況を把握できるか

口コミを見る際も、防犯に関する具体的な記述があるか確認してみてください。

ただし、過去の口コミだけで現在の安全性を判断するのは難しいもの。気になる設備があれば、予約前に宿泊施設へ直接問い合わせるのが確実です。

特に夜間に到着する予定なら、チェックイン方法と建物への入館手順を事前に確認しておくと、現地で慌てずに済みますよ。

ホテル向け防犯グッズを比較

海外ホテルの客室で使う防犯グッズには、大きく分けて「ドアの開放を抑えるもの」と「開放や振動を知らせるもの」があります。特徴と使えない条件を知っておけば、自分に必要な商品を選びやすくなります。

携帯ドアロックで入室を補助

携帯ドアロックは、ドアの内側から追加の施錠機能を設けるための小型グッズです。

旅行用品として販売されているものには、金属製のプレートをドア枠の受け金具に差し込み、専用部品でドアを固定するタイプがあります。

工具を使わずに取り付けられる製品もあり、荷物を増やしたくない旅行者にとっては魅力的でしょう。

携帯ドアロックの特徴

得意なこと:在室中にドアの開放を補助的に抑える

向いている人:一人旅や室内側の補助錠を追加したい人

主な制約:内開きドア専用の商品が多く、枠の形状によって使用できない

ここで大切なのが、ドアの開く方向です。

一般的な金属プレート式の携帯ドアロックは、室内側へ開くドアを想定した製品が中心です。外開きドアや引き戸では使えないことがあります。

また、ドア枠の受け金具の形状、ドアと枠の隙間、既存の鍵との位置関係によっても取り付け可否が変わります。

海外で有名なAddalockという製品も、メーカーが内開きドアやドア枠との適合条件を案内しています。

つまり、旅行用と書かれているからといって、どんなホテルでも使えるわけではありません。

なお、こうした補助錠は通常、宿泊者が室内にいるときに使用するものです。外出時の客室の施錠や荷物の保護には利用できません。

ドアストッパー型アラーム

ドアストッパー型アラームは、ドアの下に置いて使用する防犯用品です。

くさび形の本体がドアの動きを妨げ、ドアから圧力が加わると警報音を鳴らす仕組みの製品があります。

携帯ドアロックと比較したときの大きな違いは、物理的な抵抗に加えて音による通知があることです。

例えば、就寝中にドアが動いた場合、アラーム音によって異変に気付くきっかけになる可能性があります。

ドアストッパー型アラームの特徴

得意なこと:ドアの開放を抑える補助と警報音による通知

向いている人:夜間の異変を音でも確認したい人

主な制約:内開きドア、床面、ドア下の隙間に使用条件がある

一方で、床との摩擦力が十分でなければ、本体が滑ってしまう可能性もあります。

床が滑りやすい素材だったり、ドア下に十分な隙間がなかったりすると、期待した動作にならないこともあるでしょう。

また、警報音が大きい製品は、誤作動によってほかの宿泊者に迷惑をかけるおそれがあります。

アラームが鳴れば必ず侵入を防げるというわけではないため、音による通知を中心とした補助用品として考えたいですね。

開閉センサーで異変を知らせる

ドアの開閉を感知するセンサー型アラームも、防犯用品の候補になります。

代表的なのが、ドアとドア枠に設置した磁石とセンサーの位置関係から、開閉を検知するタイプです。

ドアが開くとチャイムや警報音が鳴るため、物理的にドアを固定する商品とは役割が違います。

開閉センサーの特徴

得意なこと:ドアや窓が開いたことを音で知らせる

メリット:開放を検知するため、ドア下の床面に依存しにくい

注意点:取り付け位置の調整や固定方法の確認が必要

特に注意したいのは、両面テープで固定する製品です。

家庭用の開閉センサーには、長期間の設置を想定した商品もあります。ホテルのドアに無断で貼り付けると、塗装や表面材を傷める可能性があるため注意してください。

剥がせるテープであっても、すべての素材で安全に使えるとは限りません。

宿泊施設の許可が得られない場合は、固定が必要なセンサーを使わない判断も大切です。

なお、開閉センサーには、ドアが開いた瞬間に鳴るものと、一定時間開いた状態が続いたときに鳴るものがあります。

防犯目的で選ぶなら、警報が作動する条件とタイミングを必ず確認しておきましょう。

携帯ブザーやケーブル錠の役割

ホテルの防犯グッズとして、携帯防犯ブザーやワイヤー式のロックを検討する人もいると思います。

ただし、この2つはドア専用の防犯用品とは用途が異なります。

携帯防犯ブザーは、利用者が操作して大きな音を出すことを目的とした商品です。ドアの開閉を自動で感知するとは限りません。

そのため、ホテル内だけでなく、移動中にも持ち歩きたい人に向いています。

一方、ワイヤー式のロックは、旅行かばんなどを一時的に固定する用途で使われます。

ただし、細いワイヤーには切断される可能性があり、かばん本体を破壊されるおそれもあります。盗難を完全に防ぐ道具ではありません。

用途を混同しないことが大切

携帯ドアロックは客室ドア、ドアアラームは異変の通知、携帯ブザーは自分で鳴らす警報、ワイヤー錠は荷物の補助的な固定が主な用途です。

一つの商品にすべての防犯機能を期待しないようにしましょう。

私は、まず何を防ぎたいのか決めてから商品を選ぶのがいいと思います。

ドアの開放を抑えたいのか、夜間の物音に気付きたいのか。それだけでも購入候補はかなり絞れますよ。

実際の販売価格と購入の判断

ここからは、日本国内の通販サイトで販売が確認できた具体的な商品を見ていきます。金額は2026年10月25日に確認した販売ページの掲載価格を基準にしています。

価格は購入時点や販売店によって変わるため、以下の数字を固定の相場とは考えないでください。送料、電池代、クーポンなども別途確認が必要です。

携帯ドアロックの価格例

商品例:内開き用ポータブルドアロック

1,480円

確認先:楽天市場「Nature life 湘南」

商品番号:hk-23-050

価格の確認日:2026年10月25日

※確認できた商品掲載価格。送料や注文時の条件は別途確認してください。

こちらは内開きドアへの取り付けを想定した、工具不要のポータブルドアロックです。

商品説明には、ドアの内側から補助的に固定する用途が記載されています。

この種類を選ぶなら、価格だけでなく、金属プレートの形、取り付け部分の寸法、説明書の分かりやすさも重視したいところです。

同じように見える携帯ドアロックでも、受け金具に差し込む部分の形状は製品によって違います。

商品写真だけでは分かりにくい場合、対応するドアの条件が具体的に書かれているか確認してください。

特に携帯ドアロックを初めて購入する人は、取り外し方法まで説明されているものを選ぶと判断しやすくなります。

なお、安価な製品でも使える場合はありますが、販売価格だけで強度や安全性を比較することはできません。

ドアストッパーの価格例

商品例:マクロス MCDP-3

1,958円

確認先:デンキチWeb

商品名:ドアストッパー型アラーム

価格の確認日:2026年10月25日

※商品掲載価格。送料と電池代は別途確認してください。

マクロスのMCDP-3は、内開きドアでの使用を想定したドアストッパー型アラームです。

メーカーが公開している主な仕様は次のとおりです。

メーカー公表の仕様

本体の大きさ:約16×4.5×4.5cm

本体重量:約100g

対応するドア下の隙間:約0.8〜3cm

警報音:約100dB/測定距離30cm

電源:9V形マンガン乾電池1個(別売)

サイズや対応する隙間が明示されている点は、購入前に条件を確認するうえで役立ちます。

ただし、メーカーの数値は指定された条件での仕様です。実際のホテル客室で同じように動作することや、ドアの開放を完全に防ぐことを保証するものではありません。

また、約100dBという数字は測定距離30cmでの値です。異なる距離で測定された別製品の音量と、数字だけで直接比較することはできません。

このようなドアストッパー型アラームを検討するなら、警報音の大きさと同時に、床面との相性や電池の入手しやすさも見てください。

就寝時に使用する前に、警報の停止方法と電源操作を理解しておくことも欠かせません。

開閉アラームの価格例

商品例:REVEX HSA-M4B

1,580円

確認先:ホームセンターナフコ公式通販

商品名:ドア・窓チャイム ブラウン

価格の確認日:2026年10月25日

※商品掲載価格。送料と電池代は別途確認してください。

REVEXのHSA-M4Bは、磁石とセンサーでドアや窓の開閉を検知する商品です。

メーカーによると、チャイムや警報音を選ぶ機能があり、単4アルカリ電池2本で動作します。

公表されている音圧レベルは、測定距離1mで55〜75dBです。

注意したいのは、この商品が両面テープによる固定を前提としていること。

家庭などでの継続使用には便利な仕組みですが、短期間だけ借りるホテル客室では、設置許可や取り外し時の傷への配慮が必要になります。

そのため、私は短期旅行向けの第一候補として無条件にすすめることはしません。

ただ、ドアを物理的に固定する必要がなく、開閉の通知を重視する人にとっては、比較する価値のある方式です。

ドア・窓チャイムを選ぶ際は、警報の作動条件だけでなく、宿泊施設で使用できる取り付け方法かどうかまで確認しましょう。

必要な予算と追加費用

ここまでの3商品を価格だけで並べると、確認時点では開閉センサーのREVEXが1,580円、携帯ドアロックが1,480円、マクロスのドアストッパー型アラームが1,958円でした。

ただし、単純に安い順で選ぶのはおすすめしません。

役割が異なるため、価格差よりも使いたい場面との相性を重視したいところです。

購入目的から選ぶなら

ドアを補助的に固定したい場合は、携帯ドアロックを検討します。

ドアの動きを音でも知りたい場合は、ドアストッパー型アラームが候補です。

ドアの開閉そのものを感知したい場合は、開閉センサーを比較してください。

例えば、紹介した携帯ドアロックとマクロスのアラームを両方購入する場合、確認時点の商品掲載価格の合計は3,438円です。

これは2商品の税込掲載価格を単純に合計した数字であり、送料や電池代を含む最終支払額ではありません。また、同じ客室で両方を安全に使えることを意味するものでもありません。

防犯グッズのために費用をかけるなら、まずホテルの鍵や施設の管理体制を確かめ、そのうえで不足を感じる機能に予算を回すほうが合理的でしょう。

価格や在庫は変動します。購入前には販売ページで商品番号、対応条件、配送費用、返品条件を再確認してください。

買う前に確認するドアの条件

旅行用の防犯グッズは、持参すれば必ず使えるものではありません。特に携帯ドアロックと床置き型アラームは、ドアの構造によって使用できる範囲が大きく変わります。

内開きと外開きで変わる

まず確認したいのが、客室のドアがどちらに開くかです。

室内へ向かって開くものが内開き、廊下側へ開くものが外開きです。

携帯ドアロックの多くは内開きドアを想定しています。外開きドアでは固定する仕組みが成立せず、使えない場合があります。

ドアストッパー型アラームも同様で、内側に開くドアを床から受け止める構造の製品が中心です。

「海外のホテルなら使える」は誤解

客室のドアが内開きか外開きかは、国名やホテルの星の数だけでは判断できません。

同じ建物でも客室や改装状況によって設備が異なる可能性があります。

例えば、イタリアの歴史的建築を改装した宿泊施設では、ドア枠の形状が一般的な新築ホテルと違うことも考えられます。

予約前に確認できなければ、使えない可能性を前提に購入を判断してください。

そして、商品が合わなかったときに無理に使わないこと。これも大切な防犯対策の一つです。

ドア枠と床の隙間を確認

内開きドアであっても、取り付けられるとは限りません。

金属プレート式の携帯ドアロックでは、受け金具の形状やドア枠との隙間が重要になります。

ドアストッパー型では、ドア下の隙間と床材の状態が使用条件になります。

携帯ドアロックで見る部分

  • ドアと枠の隙間
  • 受け金具の形と奥行き
  • 既存の鍵との干渉
  • 取り付け後の取り外しやすさ

床置き型アラームで見る部分

  • ドア下の隙間
  • 床の滑りやすさ
  • ドアが本体に接触する位置
  • 敷物や段差の有無

製品によっては対応する隙間の寸法が示されていますが、その範囲内であれば必ず適合するとは限りません。

たとえ取り付けられそうに見えても、無理にドアを閉めると枠や金具を傷める可能性があります。

実際の取り付けでは、ドアを強く押したり、本体をねじ込んだりしないでください。

また、見た目だけで固定できたと判断せず、製品説明書に従って適合状態を確認する必要があります。

宿の規則と避難経路が最優先

ホテルで防犯グッズを使う際、私が最も重視したいのは非常時の安全です。

携帯ドアロックやドアストッパーは、ドアの開放を妨げる性質があります。そのため、火災や急病などで急いで退室しなければならない場面では、取り外しに手間取る危険があります。

また、救助が必要なときに、宿泊施設のスタッフが外側からドアを開けにくくなる可能性も考慮しなければなりません。

安全上の重要な注意

追加の防犯グッズを使う場合でも、非常時に安全かつ速やかに退出できることを最優先してください。

取り外しが難しい製品、ドアの動作に異常が出る製品、避難の妨げになる設置方法は避けましょう。

宿泊施設が使用を禁止している場合も、使用しないでください。

米国務省の宿泊施設向け安全ガイドでも、チェックイン後に客室のドアや窓の鍵を確認すること、掲示された避難案内を見て非常口までの経路を把握することが推奨されています。

(出典:米国務省「Lodging Safety」)

宿泊する国や建物によって防火設備や管理規則は違います。

したがって、「この商品は法律上どのホテルでも使用できる」といった説明は信用しないほうがよいでしょう。

設置の可否が分からなければ、フロントに確認するのが基本です。

◆黒糖のワンポイントアドバイス

防犯グッズを買ったからといって、必ずホテルで使う必要はありません。ドアとの相性が悪いときや、避難時の取り外しに不安があるときは、使わない選択をしてください。旅行中の安心は、何より安全に行動できることが大切ですよ。

客室で実践したい防犯習慣

防犯グッズの有無にかかわらず、ホテルの客室では日常的な確認が役立ちます。ここではチェックインから就寝、外出まで、旅行中に意識したい行動を紹介します。

チェックイン直後の確認

ホテルに到着したら、まず客室のドアが正常に閉まるか確認しましょう。

カードキー式の場合は、外側から閉めたときに正しく施錠されるか、室内側の補助錠が機能するかなどを確かめます。

窓やバルコニーのある客室では、それらの鍵も確認してください。

続いて、非常口の場所を把握します。廊下に掲示された案内図や、客室内の避難経路図を確認しておくとよいでしょう。

入室後の確認手順

最初:ドアと窓が正常に閉まり、施錠できるか確認

次に:室内側の補助錠やドアチェーンの状態を確認

その後:非常口、避難経路、フロントへの連絡方法を確認

最後:防犯グッズを使う場合は、施設の許可と適合条件を確認

鍵やドアに不具合があれば、その場でホテルへ連絡してください。

防犯上の問題が解決しない場合は、別の部屋への変更を相談する方法もあります。

私なら、客室のドアに不安があるまま就寝するよりも、まず設備の問題を解決することを優先します。

在室中の訪問者には慎重に

客室にいるとき、突然ドアをノックされることがあります。

清掃や設備点検など、ホテル側からの正当な訪問もありますが、スタッフを名乗る人物だからといって、すぐに開ける必要はありません。

外務省のイタリア安全対策でも、ホテル従業員を名乗る人物が訪れた場合は、まずフロントへ確認するよう案内されています。

予定していない訪問であれば、ドアを閉めたまま用件を確認し、必要に応じてフロントへ電話してください。

知らない人物に客室番号や宿泊日程などを不用意に伝えないことも大切です。

フロントに確認するときの英語

「Someone is at my door. Did you send a staff member?」

意味:ドアの前に人がいます。スタッフの方を派遣しましたか?

英語での会話に不安がある場合は、あらかじめ短い文章をスマートフォンに保存しておくと便利です。

イタリア旅行中のホテルや飲食店で使える言葉については、イタリア旅行で英語ができないときの対策でも紹介しています。

なお、ドアの外に不審な人物がいると感じた場合、確認のために自分から廊下へ出るのは避けましょう。

外出時の貴重品と金庫

携帯ドアロックは、基本的に客室内にいるときの補助用品です。

外出している間にホテルのドアを守るための道具ではありません。

そのため、観光中の貴重品管理は別に考える必要があります。

パスポート、現金、クレジットカード、スマートフォンなどを、ひとまとめにして無造作に置かないことが大切です。

ホテルのセーフティーボックスも便利な設備ですが、絶対に安全だとは言い切れません。

保管場所は、ホテルの管理状況、外出先で必要になる身分証明書、万が一の紛失時の対応などを踏まえて決めてください。

また、スーツケースに鍵をかけたとしても、中身の盗難を完全に防げるわけではありません。

外出前に意識したいこと

  • 客室のドアが確実に閉まったことを確認する
  • 現金やカードを必要以上に一か所へ集中させない
  • 貴重品を客室内に見える状態で放置しない
  • ホテルの金庫やフロントの保管条件を確認する

イタリア旅行中の財布やパスポートの扱いについては、イタリア旅行の貴重品管理と防犯対策も参考にしてください。

特にローマやミラノなどの観光都市では、ホテルの室内だけでなく、駅や公共交通機関でのスリ対策も重要です。

一人旅と深夜帰着の注意

一人旅の場合、ホテルで異変に気付いたときに自分で判断する場面が多くなります。

だからこそ、防犯グッズだけに頼らず、フロントへの連絡方法や緊急時の行動を事前に確認しておきたいところです。

特に夜間は、ホテルの建物に入るまでの移動にも注意が必要です。

日没後にライトアップされたイタリアの街並み。夜間のホテルへの移動時には周囲の状況にも注意したい
日没後のイタリアの街並み。夜間はホテルまでの移動経路にも気を配りたい。

予約時には、ホテルの正面入口が夜間も利用できるか、遅い時間のチェックインに対応しているかを確認しておくとよいでしょう。

また、周辺が暗い場所や人通りの少ない経路を避けられるか、地図で事前に確認しておくと移動時の判断がしやすくなります。

防犯アラームを持っていても、それだけで周囲の危険を回避できるわけではありません。

夜間に不審な状況を感じた場合は、無理に移動を続けず、安全な場所からホテルや現地の緊急サービスへ連絡することを考えてください。

一人で旅行するときほど、防犯グッズ、宿泊先の管理体制、日々の行動を組み合わせて考えることが大切だと思います。

◆黒糖のワンポイントアドバイス

ホテルで安心して休むためには、持ち物だけでなく、到着時間やホテルの入口も大事なポイントです。私は、防犯グッズを選ぶときも「これを使えば大丈夫」と考えず、まず基本の安全対策ができているかを確認したいと思います。

購入前のよくある疑問

携帯ドアロックやドアアラームについて、購入前に気になりやすい質問をまとめました。特に対応するドアの種類と非常時の安全性は、しっかり確認しておきましょう。

よくある質問

Q1. 携帯ドアロックは海外ホテルならどこでも使えますか?

A. いいえ、どのホテルでも使えるわけではありません。

金属プレート式の携帯ドアロックには内開き専用の商品が多く、ドア枠の隙間や受け金具の形状によって取り付けられない場合があります。海外旅行向けという説明だけで判断せず、購入前にメーカーの対応条件を確認してください。

現地で適合しないことが分かった場合は、無理に取り付けず、ホテルの備え付けの施錠設備を使用しましょう。

Q2. ホテルで追加のドアロックを使っても問題ありませんか?

A. 宿泊施設の規則や建物の安全管理によって異なります。

客室の設備に傷を付ける行為や、緊急時の救助を妨げる設置方法が認められない場合があります。防犯グッズを持参できることと、客室内で使用できることは別の話です。

使用が許可されているか分からない場合はフロントに確認し、禁止されている場合は使用しないでください。

Q3. ドアアラームがあれば侵入を防げますか?

A. ドアアラームだけで侵入を完全に防ぐことはできません。

警報音は異変を知らせたり、相手に気付かれたことを知らせたりする役割があります。ただし、周囲の人が必ず音に気付くとは限らず、警報が鳴っても侵入が止まる保証はありません。

ドアの正常な施錠を基本とし、アラームは追加の通知手段として考えてください。

Q4. 火災時に携帯ドアロックが邪魔になることはありますか?

A. はい、設置方法や製品の構造によっては避難の妨げになる可能性があります。

火災や急病などの緊急時には、短時間でドアを開けて退出する必要があります。補助ロックが外しにくかったり、ドアの動きを妨げたりすると危険です。

非常時に速やかに退室できないおそれがある製品は使用しないでください。施設の規則と避難経路の確保を最優先しましょう。

Q5. ホテルを外出するときにも携帯ドアロックを使えますか?

A. 一般的な室内側の携帯ドアロックは、外出中の防犯には使用できません。

このタイプは、室内にいる人がドアの内側から補助的に固定するための製品です。

観光などで部屋を離れるときは、ホテルの正式な施錠設備を利用し、貴重品の保管方法も別に考えてください。携帯ドアロックを持っているからといって、外出中の荷物が守られるわけではありません。

まとめ|備えは使い分けが大切

海外旅行で使うホテルの防犯グッズには、携帯ドアロック、ドアストッパー型アラーム、開閉センサーなどがあります。

それぞれ役割が異なるため、どの商品が一番優れているかを一律に決めることはできません。

  • 携帯ドアロック:在室中の追加の固定を目的とする
  • ドアストッパー型アラーム:ドアの開放を抑える補助と警報音を組み合わせる
  • 開閉センサー:ドアや窓が開いたことを音で知らせる
  • ホテルの既存設備:客室防犯の基本として必ず正常に使用する

購入前には、対応するドアの開き方、ドア枠や床面の条件、電池の種類、宿泊施設の使用ルールを確認してください。

そして何より、非常時の避難を妨げないことが重要です。

防犯グッズはホテルの施錠設備を補助するものであり、安全を保証するものではありません。

私がおすすめしたいのは、必要な機能を見極め、無理なく安全に使用できるものだけを持参することです。

しっかり備えをして、海外旅行のホテルでも落ち着いて休める時間を過ごしてくださいね。

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