イタリア旅行の体験談|新婚旅行で良かったことと注意点を解説

こんにちは、当サイト管理人の黒糖です。

新婚旅行で初めてイタリアを訪れたとき、まず驚いたのは街並みの美しさでした。道を歩くだけで絵になる建物が続き、大聖堂の前に立てば思わず見上げてしまう。観光地を巡るたびに「本当に来てよかった」と感じました。

ただ、楽しいことばかりではありません。日本とは違うパスタの食感に戸惑ったり、水分補給やトイレの場所を意識したり。スリへの警戒も欠かせません。今回は、6月中旬の旅で実感した魅力を写真とともに紹介します。2026年の費用や注意点も見ていきましょう。

  • 新婚旅行で実感したイタリアならではの魅力
  • ローマなどの観光地と現地で撮った写真
  • 疲れやすい場面と防犯・食事・トイレの注意点
  • 2026年の費用例と二人で後悔しにくい旅程
目次

イタリア新婚旅行の率直な感想

イタリアは有名な観光地が多い国ですが、実際に行ってみて心に残ったのは、名所の名前以上に「いつもの日常から遠く離れた」という感覚でした。まずは私が特に良かったと感じたことから紹介します。

街並みの美しさが想像以上だった

日本で旅行するときも美しい街並みに出合えますが、イタリアはまるで違う世界。石造りの建物、歴史を感じる広場、曲がりくねった小道。観光施設の中だけではなく、次の目的地へ向かう途中さえ見どころになります。

とくにフィレンツェでは、建物の色合いや塔の高さ、アルノ川沿いの景色がひと続きになっていて、少し歩いては立ち止まりたくなりました。目的地に早く着くことだけを考えると、こうした何気ない瞬間を見逃してしまいそうです。

フィレンツェのヴェッキオ宮殿の塔とドゥオーモを望む街並み
フィレンツェのヴェッキオ宮殿の塔とドゥオーモ。

写真にすると建物の形が分かりますが、実際には周囲の音や空気、石畳の感触まで含めた風景です。街を歩くこと自体が観光になる。これは、初めてのイタリア旅行で一番印象に残った魅力の一つでした。

異国に来た実感がとても大きい

もう一つ驚いたのが、観光地で見かける旅行者の雰囲気です。私が訪れた場所では欧米から来たように見える人が多く、アジア圏へ旅行したときとは違う異国感を味わえました。旅行者の出身地は見た目だけでは分かりませんが、耳に入る言葉も街のにぎわいも新鮮でした。

初めて聞くイタリア語、カフェでの注文、駅の案内表示。簡単なことにも少し緊張する一方、その小さな非日常が旅の思い出になります。二人で案内を確認して、目的地に着いたときに顔を見合わせる。そんな体験も、新婚旅行ならではの楽しさでした。

二人の写真をたくさん残せた

新婚旅行でイタリアを選んで良かったと思う大きな理由が、写真を撮りたくなる場所の多さです。ローマの歴史的建造物、フィレンツェの街並み、ヴェネツィアの運河。どこも背景に個性があって、同じような写真ばかりにはなりません。

ローマのトレビの泉を背景に撮影した旅行の記念写真
トレビの泉を背景にした記念写真。

記念写真はもちろん、二人で食べた料理や散歩中の景色も撮っておくと、帰国後に見返すのが楽しくなります。私たちもツーショットをたくさん撮れたのが嬉しかったです。名所を背景にした一枚も良いですが、何げなく笑っている写真こそ、あとから見返すと当時の気持ちがよみがえる気がします。

一方、撮影に夢中になると周囲への注意が薄れやすいので、写真を撮る人と荷物に目を配る人を決めるなど、場面に合わせて気を配りたいところです。

実際に感動したイタリアの名所

どの都市が一番良かったかと聞かれると、答えに迷います。歴史の迫力を楽しむ場所もあれば、景色を眺めながらゆっくり歩きたくなる場所もあるからです。写真に残した観光地を振り返りながら、それぞれの魅力を紹介します。

ローマは歴史の迫力が段違い

ローマを歩いていると、世界史の教科書で見たような景色が突然目の前に現れます。コロッセオはその代表格。写真で形を知っているつもりでも、現地で見ると大きさと存在感に圧倒されました。

青空の下に広がるローマのコロッセオ外観と観光客
コロッセオの外観全体と入口付近の観光客。

古代の建築物が現代の道路や街並みのすぐそばに残っているのも面白いところ。歴史が好きな人にはたまりませんし、普段はあまり興味がない人でも、実物を目の前にすると感じ方が変わるかもしれません。

トレビの泉やスペイン広場も、二人で写真を残したい場所。観光客が多い場所では撮影場所を探すだけでも時間がかかるので、写真を撮るための余裕を持たせた日程が良いと思います。

フィレンツェは街全体が芸術的

フィレンツェのドゥオーモは、外壁の細かな装飾が見事でした。少し離れて眺めると建物全体の壮大さを感じ、近寄ると彫刻や色使いの繊細さが分かる。何度見ても違う発見があります。

フィレンツェのドゥオーモの華麗な正面ファサードを見上げた景色
フィレンツェのドゥオーモの正面ファサード。

私が好きだったのは、名所を巡る合間に見える町の風景です。ヴェッキオ橋やアルノ川、遠くに見える塔まで、画面のどこを切り取っても絵になります。夕暮れは昼間とは印象が変わるので、日中の予定を詰めすぎず、散歩する時間も残してほしいです。

夕焼けが水面に映るフィレンツェのアルノ川の景色
フィレンツェのアルノ川に沈む夕日。

美術館が好きなら、ここでの滞在時間を長めに取る価値があります。建物を外から眺めるだけの観光と、作品をじっくり味わう観光では、必要な時間がまったく違うからです。

ミラノ大聖堂は目を奪われた

イタリアで見た大聖堂の迫力は、本当に別格でした。とくにミラノのドゥオーモ。外観を見上げると、数えきれないほどの尖塔や装飾が広がります。建築に詳しくなくても「どうやってこんなものを造ったんだろう」と考えてしまうほど。

ミラノのドゥオーモ正面に広がる白い大理石の華麗なファサード
ミラノのドゥオーモ正面ファサード。

中に入ってからも印象が変わりません。高い天井、太い柱、鮮やかなステンドグラス。静かな空間を歩いていると、観光スポットという言葉では表せない厳かさがありました。

ミラノのドゥオーモ内部の祭壇周辺とステンドグラス、ゴシック様式の柱
ミラノのドゥオーモ内部。柱、ステンドグラス、祭壇周辺。

大聖堂では礼拝や行事の都合で見学できる場所・時間が変わることもあります。肌の露出を控えた服装も意識しておくと安心。写真を撮ることよりも、その場の雰囲気を味わう時間を大切にしたい場所です。

ヴェネツィアは夜も歩きたい

水の都ヴェネツィアは、ほかのイタリアの都市とも違う雰囲気でした。道路の代わりに運河があり、船が行き交い、橋を渡るたびに新しい景色が開けます。歩く方向を少し変えるだけで、運河の幅や建物の表情が変わるのが楽しいんです。

ヴェネツィアの水上タクシーから眺めた大運河とアカデミア橋
水上タクシーから見た大運河とアカデミア橋。

昼間の華やかさも魅力ですが、夜の景色も忘れられません。水面に街灯が映り、明かりのついた建物が静かな運河に浮かび上がる。二人で景色を眺める時間そのものが、旅のご褒美になります。

夜景の明かりが水面に映るヴェネツィアの大運河
夜のヴェネツィア大運河。建物の明かりが水面に反射。

ただし橋や階段が多く、スーツケースを引いての移動は簡単ではありません。ホテルの住所だけでなく、駅や船着き場からどれだけ歩くのかまで調べておくことをおすすめします。

美術館では教科書の世界が現実に

美術館もイタリア旅行の大きな魅力です。昔、教科書で見たような彫刻や絵画が目の前に並ぶのは不思議な感覚でした。写真で知っていた作品でも、実物の大きさや周囲の展示を含めて見ると、受ける印象が大きく違います。

バチカン美術館に展示されているラオコーン像
バチカン美術館のラオコーン像。

バチカン美術館では古代彫刻などを間近で見られました。美術館の展示は一つひとつに時間を使いたくなるので、見学の前後に別の大型施設を詰め込みすぎない方が楽しめると思います。見たい作品が決まっているなら、館内図を確認して優先順位をつけるのもおすすめです。

6月中旬に感じた気候と食事

私が訪れたのは6月の半ば。日本の蒸し暑さとは違う感覚でした。一方で、食事は日本で想像していたイタリア料理と異なる部分もありました。

湿度が低く意外と過ごしやすい

6月中旬のイタリアは、私にとって日本より過ごしやすく感じられました。気温が高くても空気が比較的乾いていて、あのまとわりつくような蒸し暑さが少なかったからです。建物の陰で休むと、街歩きも楽しみやすかった印象があります。

ただし、これは私が旅行したときの実感。イタリアは南北に長く、同じ6月でも都市や年によって天気は変わります。日差しが強い日や熱波に見舞われる日もあるため、湿度が低いから熱中症の心配がない、ということではありません。

日差しを避けられる帽子、日焼け対策、歩きやすい服装を用意しておくのが無難です。街の写真を撮るときも、涼しい時間帯に屋外の予定を寄せれば負担を軽くできます。

ピザや甘いものも楽しみの一つ

観光の合間の食事も、旅の気分を盛り上げてくれました。たとえば、ブッラータチーズとルッコラ、ミニトマトを使ったピザ。色合いからして食欲をそそりますし、日本で慣れているピザとはまた違う組み合わせが楽しいです。

ブッラータチーズとルッコラ、ミニトマトをのせたイタリアのピザ
ブッラータ、ルッコラ、ミニトマトのピザ。

街にはジェラート店やカフェもあり、休憩に立ち寄る楽しみがあります。美しい景色を見ながら甘いものを食べるだけで、ずいぶん贅沢な時間に感じられました。新婚旅行だからと毎食豪華なレストランにしなくても、軽食やお菓子を挟んでメリハリをつけるのも良いと思います。

パスタは好みが分かれるかも

食事で意外だったのはパスタです。日本で普段食べるものとは麺の食感がかなり違い、人によっては「思っていた味と違う」と感じるかもしれません。茹で加減や麺の種類、ソースの組み合わせも店ごとに個性があります。

ヴェネツィアのレストランで食べたアサリのパスタと白ワイン
アサリをたっぷり使ったパスタと白ワイン。

日本のイタリアンを基準に「本場なら絶対に口に合う」と考えすぎない方が、食事を楽しめそうです。もしパスタが合わなくても、ピザ、リゾット、肉料理、魚介料理など選択肢は豊富。二人で別の料理を選んで少しずつ味わうのも楽しいですよ。

人気店の評価だけで決めず、メニューを確認して自分たちの好みに合いそうな料理を選ぶ。これも、旅行中に後悔を減らす小さな工夫です。

旅の途中で注意したいこと

「最高だった!」という体験談だけでは、旅行の準備には少し物足りません。私が現地で意識した点や、旅行前に確認しておくと助かることも紹介します。

思っている以上に歩く旅行になる

イタリアの観光では、駅から名所まで歩き、建物の中を見学し、次の広場へ移動することが続きます。地図では近く見える場所でも、石畳や人混み、階段が加わると体への負担が変わってきます。

とくに大聖堂や美術館は「入れば終わり」ではなく、館内でも歩くことが多いです。午前に名所を二つ、午後に美術館、夕方に別の都市へ移動……という予定では、景色を楽しむ前に疲れ切ってしまうかもしれません。

街歩きを楽しむコツ

観光の合間にカフェで座る時間を入れ、長距離移動の日は予定を少なめに。新婚旅行では「たくさん回れたか」より「二人で気持ちよく過ごせたか」を大切にしたいです。

水分補給とトイレの場所が大切

観光中は、飲み物を確保することとトイレの場所を把握しておくことが大切です。夢中で歩いていると喉の渇きを後回しにしがちですが、乾燥した空気の中でも汗や水分は失われます。水筒や飲料水を持ち、こまめに飲む習慣をつけておきましょう。

また、日本のように無料で使えるトイレがいつでも見つかるとは限りません。カフェや観光施設に入ったタイミングで場所を確認し、移動前に済ませるようにすると安心。場所によっては利用条件や料金があるので、小額の現金が役立つ場合もあります。

私は「次の目的地に着いてから探せばいい」と考えるより、今使える場所を見つけたときに行っておく方が良いと感じました。水分を我慢するのではなく、休憩場所とトイレをセットで考えるのがポイントです。

スリや置き引きには十分注意

イタリア旅行でとくに意識したいのが防犯です。ローマの駅や地下鉄、コロッセオなどの観光地では、混雑に紛れたスリや置き引きの被害が報告されています。私自身が被害に遭ったという話ではありませんが、観光中も荷物から意識を離さないようにしたいところです。

外務省の海外安全情報でも、列車の乗降時に注意をそらされる手口や、写真撮影に集中した隙を狙う事例が紹介されています。手荷物は体の前で持ち、パスポートや現金を一か所に集中させない工夫が現実的です。

写真撮影と移動中はとくに警戒

スマホを片手に持ったまま荷物を開けっぱなしにしないこと。駅や車内で見知らぬ人に話しかけられたときも、バッグやスーツケースから目を離さないようにしてください。

参考:外務省「イタリアの安全対策基礎データ」

人気の施設は予約しておきたい

イタリアには、旅行の限られた時間で見たい施設がたくさんあります。コロッセオ、美術館、大聖堂などは時間指定のチケットが必要になることがあるため、行く前に公式の予約方法を確認しておきたいところです。

当日その場で並んで入れると思っていたのに、希望する時間が取れない。そうなると、その後の食事や移動まで影響します。絶対に訪れたい場所だけ先に予約し、街歩きの時間は空けておく方法なら、予定を守ることと自由に楽しむことの両方を大切にできます。

予定変更を受け入れる余裕も必要

旅行では予想外のこともあります。私の写真の中には、ルフトハンザの機内でもらったハート形のチョコレートも残っています。座席の足置きが故障していたお詫びとしていただいたものです。席もきちんと変更してもらえたので、その対応が印象に残りました。

ルフトハンザの飛行機内で撮影したハート型チョコレート。 座席の足置きが故障していたお詫びとしていただきました。席もきちんと替えてくれたし、神対応でした。

これは観光地での予定変更とは少し違いますが、長距離旅行では何が起こるか分からないと感じる出来事でした。航空便の遅延や交通事情、天候で予定を変える必要が出る場合もあります。出発日や移動日の直後に予定を集中させず、予約情報をすぐ確認できるようにしておくと安心です。

2026年のイタリア旅行費用

旅行代金は、飛行機の座席、ホテルの立地、季節、ツアーか個人手配かによって大きく変わります。ここでは、2026年10月時点で公開情報を確認できた金額だけを紹介します。私たちの新婚旅行で実際に支払った総額ではなく、これから計画する人向けの比較材料です。

8日間ツアーの掲載価格例

HISのイタリア旅行商品ページには、「気軽にイタリア周遊8日間」が大人1人299,800円~519,800円と掲載されています。検索時の対象出発期間は2026年10月4日~2027年3月26日で、掲載料金の範囲内でも日付や空席によって変わります。

これは特定日に誰でも予約できる確定料金ではありません。また、燃油サーチャージの取り扱いや空港諸税など、旅行代金に含まれない費用があり得ます。二人分を考える際は、商品ページの旅行代金だけを単純に倍にせず、追加料金や一人部屋との差額、部屋の条件なども確認してください。

掲載例の確認先:HIS公式「イタリア旅行・ツアー」

添乗員同行で観光をまとめたいならイタリア周遊ツアー、食事やホテルにこだわりたいなら自由度の高い個人手配という選び方もあります。金額だけでなく、移動の手間がどれくらい含まれるかも大切です。

観光施設の入場料を確認

現地で使うお金を考えるときは、まず行きたい施設のチケットを個別に見積もるのが確実です。2026年10月時点の公式案内では、次のような料金を確認できました。

コロッセオ:一般的な「Colosseum, Roman Forum and Palatine」大人通常券は18ユーロ。コロッセオの指定時間入場とフォロ・ロマーノ、パラティーノの丘などを含む券種です。

ウフィツィ美術館:通常の当日購入券は25ユーロ。事前購入の通常券は29ユーロ。16時以降の割引など、条件付きの別料金も案内されています。

ミラノ大聖堂:大聖堂と付属博物館の一般券は10ユーロ。水曜は博物館休館のため、案内料金は8ユーロです。屋上テラスは別券種です。

いずれも大人の通常料金を中心とした例で、特別エリア、ガイド付きツアー、販売条件などによって支払額は変わります。公式販売サイトの券種名を確認し、見たい場所が本当に含まれているかを確かめてください。

都市間鉄道の運賃は変動する

ローマとフィレンツェの移動については、高速鉄道Italoの公式ページに片道14.90ユーロからと掲載されています。所要時間は最速約1時間25分。フィレンツェとヴェネツィア間も、同社の案内では14.90ユーロからの設定があります。

ただし、これは最安値の案内であり、希望する日の希望列車に必ず残っている運賃ではありません。列車を決めるときには、料金だけでなく出発駅と到着駅、変更・払い戻し条件、荷物の大きさも確かめましょう。

二人旅なら、都市移動を1回減らすだけで鉄道代のほか、ホテルの移動や荷造りに使う時間も減らせます。名所を増やすために移動ばかりの旅行にならないよう、費用と時間を合わせて判断したいですね。

二人分の総予算の考え方

新婚旅行の予算を立てるなら、航空券とホテルが決まる前に「全部でいくら」と断定するのは避けたいところ。燃油サーチャージや諸税、宿泊税、移動費、観光施設の入場料、食費、旅行保険、通信費まで必要になるからです。

私は、まず二人が譲れない体験を決め、そこにお金を回す考え方が良いと思います。ホテルの眺めを重視するのか、美術館にじっくり時間を使うのか、おいしい食事を楽しむのか。すべてを最高級にするより、気持ちの満足度が高い部分を選ぶ方が後悔しにくいはずです。

予算を比べるときの注意

同じ「8日間」でも、出発空港、現地の宿泊数、食事回数、観光券の有無、部屋のグレードは異なります。広告の最安値と自分たちの希望日程の見積もりを混同しないようにしてください。

準備して良かったと思える工夫

現地での楽しさは、出発前のちょっとした準備でも変わります。ここでは、旅の経験から必要性を感じた準備を紹介します。

防犯と街歩きの持ち物

観光中に使うバッグは、軽くて体の前に持ちやすいものが便利です。開口部を閉じられる旅行用の防犯バッグなども候補ですが、高価な商品を買うことより、持ち方を意識することが大切だと思います。財布とスマホを同じ外ポケットにまとめない工夫もしておきたいですね。

靴は長時間歩けるものを優先。石畳に合わない靴だと、足元を気にする時間が増えてしまいます。晴れていても日差しが強いことがあるため、帽子や日焼け止め、必要に応じて折りたたみ傘も用意しておくと安心です。

スマホは地図、翻訳、予約確認、写真撮影と大活躍します。電池切れが困るので、航空会社の持ち込み規則に適合するモバイルバッテリーや充電ケーブル、通信手段も事前に確認しておきましょう。

ホテルの立地は慎重に選ぶ

旅先でのホテルは、部屋の写真だけで決めると後悔するかもしれません。名所から近いと思っていても、駅から遠かったり、途中に階段が多かったりすると、大きな荷物を持つ移動が負担になります。ヴェネツィアは特に橋の位置が重要です。

私なら、観光のしやすさと夜に落ち着いて過ごせることの両方を見ます。駅に近いからといって騒音や夜間の人通りまで同じとは限りません。口コミの新しさや入口までの行き方も確認したいところです。

新婚旅行なら一晩だけ特別なホテルを選び、ほかの日は移動しやすい観光拠点に便利なホテルにする方法もあります。ホテルに求めるものを二人で話し合っておくと、予約時に迷いにくくなるでしょう。

旅行中の役割を分けておく

二人で出掛ける旅は、一人で全部決めるより、お互いの希望を先に聞いておく方が楽しいと感じます。たとえば、片方は美術館に行きたい、もう片方は街歩きや食事を楽しみたい。違う希望があっても、午前と午後で過ごし方を変えれば両方楽しめます。

予約情報を確認する担当、写真を撮る担当、地図を見る担当などを場面ごとに分けるのも便利です。もちろん固定する必要はなく、疲れた方をもう一人がサポートすれば十分。お互いに余裕があると、予想外の出来事にも落ち着いて対応しやすくなります。

後悔しにくい新婚旅行の組み方

旅程を作っていると、行きたい場所が次々に増えるものです。でも、イタリアの良さは名所の数だけでは測れません。二人の希望に合わせた旅程にするため、考えておきたいことをまとめます。

滞在都市を増やしすぎない

初めての旅行なら、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノを結ぶルートは考えやすいです。ただし、すべての都市に短時間だけ立ち寄ると、チェックアウトや駅への移動に追われがちになります。

たとえば1週間前後の旅でも、国際線の移動日を考えると現地観光に使える日数は想像より少なめ。美術館が好きならフィレンツェ、古代遺跡が好きならローマ、水の都らしい景色を楽しみたいならヴェネツィアというように、主役を決める方が満足度が高くなると思います。

二人の写真を撮る余白を残す

写真を撮る時間は、単なる空き時間ではありません。気に入った景色を見つけて立ち止まり、通行の妨げにならない場所を探し、二人で構図を考える。これだけでも意外と時間が必要です。

私たちにとってもツーショット写真は大切な思い出になりました。もちろん、自撮りだけにこだわらなくても大丈夫。タイマーを使ったり、信頼できる同行者に頼んだり、旅先の景色そのものを撮ったり。後から思い出せる写真を無理なく残すことをおすすめします。

何もしない時間も予定に入れる

新婚旅行だからこそ、計画表を埋めることだけが正解ではありません。朝食を少し長めに楽しむ、川沿いで夕日を見る、疲れたらホテルに戻る。そんな時間も立派な旅の一部です。

ヴェネツィアの運河を眺めるテラス席で楽しむ朝食
ヴェネツィアの水辺を眺めながら楽しむ朝食。

観光の予定を途中で変えたとしても、失敗とは限りません。その日の体調や天気を見ながら過ごし方を選べるのは、二人で旅をする楽しさでもあります。二人とも笑顔で帰国できる旅程を、一番の目標にしてみてください。

イタリア旅行のよくある質問

初めてイタリアへ行く人から聞かれやすい疑問を、体験談と調べた内容を踏まえてまとめます。

よくある質問

Q1. イタリア旅行は初めてでも楽しめますか?

A. 十分楽しめると思います。私も新婚旅行で初めて訪れましたが、街並みや大聖堂、美術館は期待以上でした。ただし、移動や防犯など日本と違う部分もあるので、行きたい施設の予約方法と主要な交通手段を事前に確認しておくと安心です。

Q2. 6月のイタリアは暑くありませんか?

A. 私が訪れた6月中旬は、日本より湿度が低く過ごしやすく感じました。ただし日差しが強い日もあり、気温は都市や天候で変わります。帽子と飲み物を用意し、屋外観光は無理のない時間帯に組むのがおすすめです。

Q3. 新婚旅行では何都市回ると良いですか?

A. 旅行日数によりますが、初回は欲張りすぎない方が良いと思います。ローマとフィレンツェをゆっくり楽しむ案もあれば、日数に余裕があればヴェネツィアを追加する案もあります。二人の優先順位で選ぶのが一番です。

Q4. スリが心配でも旅行できますか?

A. 防犯の準備をしたうえで観光することはできます。人混みではバッグを前で持つ、貴重品を分散する、荷物を放置しないといった対策を徹底してください。訪問都市の最新の安全情報も出発前に確認したいところです。

Q5. 旅行費用は二人でいくら見ればいいですか?

A. 出発日、ホテル、飛行機の座席によって差が大きいため、一律の金額では答えにくいです。記事で紹介したツアー掲載価格と、訪問先の入場料、現地交通費などを分けて確認し、二人の希望日で見積もるのが正確です。

まとめ

初めてのイタリア新婚旅行は、私にとって本当に印象深い体験でした。街並みの美しさ、目を見張る大聖堂、教科書で見た作品、そして二人で残したたくさんの写真。日本とはまったく違う景色の中を歩けたことが、何よりの思い出です。

一方で、水分補給、トイレ、スリ対策、食事の好み、歩き疲れへの備えは軽く考えない方が良いと思います。トラブルをゼロにすることはできなくても、知っているだけで避けられる困りごとはあります。

最後に伝えたいのは、二人の優先順位に合わせて旅行を作ること。観光地を制覇する旅でも、きれいな景色をゆっくり眺める旅でも、二人が納得して選んだ時間ならきっと特別な思い出になります。この記事が、あなたたちのイタリア旅行を考えるきっかけになれば嬉しいです。

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