こんにちは、当サイト管理人の黒糖です。
イタリア旅行といえば、ピザにパスタ、ジェラート、そしてワイン!せっかく本場を訪れるなら、おいしい料理を思いきり楽しみたいですよね。
ただ、気になるのが食費。日本と比べて外食は高いのか、1日いくら用意すればいいのか、旅行前にはなかなか想像しにくいものです。
特にローマやヴェネツィアなどの人気観光都市では、レストランの選び方によってご飯代に大きな差が出ます。
私がおすすめしたいのは、昼は手軽なピザやパニーニ、夜は気になるレストランでゆっくり食事を楽しむという方法。毎食豪華にする必要はありませんが、せっかくの旅行で食事を我慢しすぎるのも、ちょっともったいないと思います。
この記事では、現地レストランの公開メニューを参考に、イタリア旅行の食費の目安から、日数別の予算、ご飯代を抑えるコツまで詳しく紹介します。
- イタリア旅行で必要な1日あたりの食費
- ピザやパスタなど実際のご飯代
- 7日間・10日間の食費とお小遣い
- 食事を楽しみながら節約する方法
イタリア旅行の食費は1日いくら?
まずは旅行全体の予算を考えるために、1日あたりの食費を確認しておきましょう。
食事にどれくらいお金を使うかによって、必要な金額は大きく変わります。
1日の食費は25〜80ユーロが目安
イタリア旅行では、1人1日25〜80ユーロ程度を、食事スタイルに応じた予算の出発点として考えると計画しやすいです。
これは全国平均を示した統計ではなく、現地の公開メニューなどを参考に設定した旅行予算の目安です。
節約重視:1日25ユーロ前後
約4,446円。スーパー、パン屋、テイクアウトを中心に、外食を控えめにするプランです。
バランス重視:1日45ユーロ前後
約8,002円。昼は軽く済ませ、夜は一般的なレストランで食事を楽しむプランです。
グルメ重視:1日80ユーロ前後
約14,226円。料理やワイン、デザートも楽しみ、食事自体を旅行の目的にするプランです。
もちろん、高級レストランでコース料理を注文すれば、夕食1回だけで80ユーロを超えることもあります。
逆に、朝食付きのホテルに泊まり、昼食と夕食を工夫すれば、1日の食費を抑えやすくなるでしょう。
円換算には為替レートも重要
ユーロの金額だけでは、実際に日本円でいくら必要なのかイメージしにくいですよね。
2026年10月16日に公表された欧州中央銀行の参考為替レートは、1ユーロ=177.82円です。
このレートを使うと、次のようになります。
10ユーロ:約1,778円
20ユーロ:約3,556円
30ユーロ:約5,335円
50ユーロ:約8,891円
100ユーロ:約17,782円
例えば、夫婦で50ユーロのディナーなら約8,891円。日本で少し贅沢な外食をする感覚に近いかもしれません。
ただし、実際のカード決済や両替では、その時点の為替相場や手数料などが反映されます。
予算を立てる際は、少し余裕のある円換算で考えておくと安心です。
毎食レストランだと高くなる
イタリア旅行の食費で最も差が出やすいのは、レストランを利用する回数です。
レストランで食事をすると、料理代だけでなく、飲み物や席料などが加わる場合があります。
例えば、1人あたり昼食20ユーロ、夕食35ユーロを使えば、それだけで55ユーロ。朝食やカフェ代を含めると、1日70ユーロ前後になっても不思議ではありません。
一方、昼を10ユーロ程度の軽食にできれば、その差額を夕食に回せます。
私なら、毎食の予算を均等にするより、楽しみたい食事に多めのお金を使う方法を選びたいですね。
イタリアのご飯代を料理別に紹介
次に、現地で食べたい料理の価格を見ていきましょう。
ピザやパスタの値段は、お店の立地や料理の内容によって違います。ここでは実際に公開されているメニューの価格と、旅行予算としての目安を分けて紹介します。
ピザは比較的安く食べられる
イタリア旅行で食費を抑えながら満足したいなら、ピザは心強い存在です。
例えば、ナポリの老舗「L’Antica Pizzeria da Michele」の公式メニューには、マルゲリータやマリナーラなどが1枚6.50ユーロと掲載されています。
円換算では約1,156円。ナポリでは、こうした価格で本場のピザを楽しめる店もあるんです。
ただし、同じピザでも、人気観光地や高級店、具材の多いメニューでは価格が上がります。
旅行予算としては、ピザ1枚に8〜18ユーロ程度を見込み、飲み物や席料を別に考えておくと選択肢が広がります。

チーズや生ハムをふんだんに使ったピザは、シンプルなマルゲリータより高くなることがあります。
安いピザと少し豪華なピザを食べ比べるのも、本場ならではの楽しみ方ですよ。
パスタは10〜20ユーロがひとつの目安
イタリアのレストランでパスタを注文する場合、1皿10〜20ユーロ程度を旅行予算の目安にすると考えやすいでしょう。
実際に、フィレンツェの「Trattoria Tiberio」が公開するメニューでは、カルボナーラやニョッキなどが16ユーロ、パスタ料理の一部は14ユーロで掲載されています。
また、ヴェネツィアの「Osteria Km0 Venezia」の公開メニューには、イカ墨のスパゲッティ17ユーロ、アサリのスパゲッティ18ユーロなどがあります。
同じパスタでも、トマトソースのようなシンプルな料理と、魚介類や高級食材を使った料理では価格が変わるわけですね。

なお、イタリアのメニューでは、パスタは「Primi Piatti」と呼ばれる最初の料理に分類されることがあります。
そのため、前菜、パスタ、肉・魚料理、デザートをすべて注文すると、会計はかなり大きくなります。
日本のようにパスタを中心とした食事にすることもできますが、注文前に量やお店のスタイルを確認しておきましょう。
魚介料理や肉料理は少し高め
イタリア旅行で少し贅沢したいときは、魚介料理や肉料理も魅力的です。
ただ、ピザや一般的なパスタと比べると、予算は高くなりやすい傾向があります。
特にヴェネツィアの魚介料理、フィレンツェのステーキ、トリュフを使った料理などは、内容によって大きな価格差が生まれます。
肉・魚のメイン料理には、旅行予算として1皿20〜40ユーロ程度を考え、高級食材や大きなステーキはそれ以上を想定しておくとよいでしょう。

特に気を付けたいのが、魚や肉の重量によって価格が決まるメニューです。
100グラムあたりの料金が表示されている場合、皿全体の料金ではありません。注文する前に、重さと合計金額を確認しておくことをおすすめします。
ジェラートやカフェ代も必要
イタリア旅行では、食事以外のちょっとした出費も忘れられません。
街歩きの途中でジェラートを食べたり、カフェでカプチーノを飲んだり。こうした時間も旅行の楽しみですよね。
カフェやジェラートには、1回3〜6ユーロ程度の予算を設定しておくと便利です。ただし、これは旅行用の予算設定であり、すべての店舗でその金額に収まるという意味ではありません。
実際、観光地のカフェでは、カウンターで飲む場合とテーブル席を利用する場合で価格が異なることがあります。

毎日5ユーロ使うと、7日間で35ユーロ。少額に見えても、積み重なると意外と大きいですね。
だからこそ、食事代とは別におやつ代を用意しておきたいところです。
現地メニューから食費を計算
ここでは、より具体的にイタリアのご飯代を考えてみます。
実際に公開されているメニューの価格を使うと、レストランで支払う金額がイメージしやすくなります。
ナポリのピザ店で食べる場合
ナポリの「L’Antica Pizzeria da Michele」の公式メニューを例にします。
公式メニュー掲載価格
マルゲリータ:6.50ユーロ
マリナーラ:6.50ユーロ
ミネラルウォーター500ml:2ユーロ
ソフトドリンク330ml:3ユーロ
席料:1人1ユーロ
例えば、2人でマルゲリータを1枚ずつ注文し、水を1本頼んだ場合を計算してみましょう。
ピザ2枚13ユーロ+水2ユーロ+席料2ユーロで、合計17ユーロです。
2人分で約3,023円、1人あたり約1,512円という計算になります。
もちろん、この金額は公開メニューを使った注文例であり、現在の注文条件や追加料理によって実際の支払額は変わります。
それでも、イタリアでは必ずしも高額な食事ばかりではないことが分かりますね。
参考:L’Antica Pizzeria da Michele ナポリ本店公式メニュー(2026年10月閲覧)
フィレンツェでパスタを食べる場合
フィレンツェの「Trattoria Tiberio」の公開メニューには、カルボナーラ16ユーロ、席料2ユーロという記載があります。
パスタ1皿と席料だけなら18ユーロ。日本円で約3,201円です。
ここに飲み物やデザートを追加すれば、さらに料金がかかります。
パスタだけで十分満足できる日もあれば、前菜やデザートまで楽しみたい日もあるはず。
そんなときは、料理を注文する前に、1人あたりの予算をある程度決めておくと安心ですよ。
高級感のある食事は別予算に
新婚旅行や記念日なら、少し雰囲気のよいレストランで食事をしたいこともありますよね。
そうした食事については、普段の1日予算とは分けて考えることをおすすめします。
例えば、通常の夕食を1人30ユーロで計画し、記念日のディナーだけ60ユーロにするなら、その日の追加予算は1人30ユーロです。
2人なら60ユーロ、約10,669円を余分に用意すればよい計算になります。
旅行全体で考えると、毎日少しずつ贅沢するより、思い出に残る食事を数回選ぶ方法も魅力的です。

旅行日数別の食費はいくら?
1日あたりの目安が分かったところで、旅行全体の食費を計算してみましょう。
ここでは食費が発生する日を7日間、または10日間と仮定します。航空券代や宿泊費、交通費、観光施設の入場料は含めていません。
7日間の食費を1人で計算
7日間の食費を、1人あたり1日25ユーロ・45ユーロ・80ユーロの3パターンで計算します。
節約プラン
25ユーロ × 7日間=175ユーロ
約31,119円
バランスプラン
45ユーロ × 7日間=315ユーロ
約56,013円
グルメプラン
80ユーロ × 7日間=560ユーロ
約99,579円
食費だけでも、プランによって大きな差が出ることが分かります。
ただし、節約プランは食事の選択肢が限られやすく、観光地中心の行程では予算を超える可能性があります。
初めてのイタリア旅行なら、無理に最低予算を目指さず、多少余裕を持った金額を用意するのがおすすめです。
夫婦2人で7日間旅行する場合
夫婦2人の場合は、基本的に1人分の食費を2倍して計算します。
節約プラン:350ユーロ
約62,237円
バランスプラン:630ユーロ
約112,027円
グルメプラン:1,120ユーロ
約199,158円
2人で7日間過ごす場合、バランスプランでも食費は約11万円になります。
「食費だけでそんなに必要なの?」と感じるかもしれませんが、毎日外食を楽しむ海外旅行では珍しくない予算設定です。
もちろん、ホテルの朝食を利用したり、昼食を軽くしたりすれば、実際の支出を減らす余地はあります。
10日間の食費を2人で計算
10日間のイタリア旅行では、さらに食費の差が大きくなります。
節約プラン:500ユーロ
約88,910円
バランスプラン:900ユーロ
約160,038円
グルメプラン:1,600ユーロ
約284,512円
10日間ともなると、食費を抑えるかどうかで旅行費用にかなりの差が生まれます。
特に複数都市を周遊する旅行では、観光に夢中になって外食が続くこともあるでしょう。
そのため、旅行全体の食費を先に決め、都市ごとに使う金額を割り振っておくと計画しやすいですよ。
朝食付きホテルなら予算を減らせる
ホテル選びも、実は食費と深い関係があります。
例えば、朝食に毎日1人5ユーロを使う予定だった場合、7日間で35ユーロ、2人なら70ユーロになります。
朝食付きホテルに泊まれば、その分の外食代が不要になる可能性があります。
ただし、朝食付きプランが素泊まりより高ければ、その料金差も比較しなければなりません。
朝食込みの宿泊料金と、朝食を外で購入する場合の費用を比べて判断しましょう。
また、早朝から観光したい場合、ホテルで朝食を済ませられると移動時間を節約できるメリットもあります。
都市によって食費は変わる?
イタリアは地域ごとに食文化が豊かな国です。
食事の値段についても、都市名だけでなく、店の場所や観光客の多さ、料理の内容が影響します。
ローマは店選びで差が出る
ローマには、観光客向けのレストランから地元の人が通う店まで、さまざまな飲食店があります。
特にコロッセオやトレビの泉などの観光名所周辺では、立地のよさが価格に反映されている場合もあります。
ただし、観光地に近いから必ず割高とは限りません。
大切なのは、店頭のメニューや公式サイトで価格を確認することです。
少し歩くだけで別の価格帯の店が見つかることもあるので、急いで目の前のレストランに入る必要はありません。
フィレンツェは郷土料理に注目
フィレンツェでは、パスタだけでなく、トスカーナ地方の肉料理も楽しみたいところです。
ただ、名物のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナのような大きなステーキは、注文方法に注意が必要。
重量単位で料金が決まる場合は、メニューに表示された数字だけで一皿の料金を判断しないようにしましょう。
比較的手軽に食事を済ませたい日には、パニーニなどの軽食も選択肢になります。
豪華な肉料理を食べる日と、軽食を中心にする日を分けるだけでも、予算にメリハリが生まれます。
ヴェネツィアは予算に余裕を
ヴェネツィアでは、美しい運河を眺めながら食事をする体験も大きな魅力です。
その一方で、景色のよい席や人気観光エリアでは、料理以外の条件によって出費が増える可能性もあります。
特に魚介料理を中心に楽しむ場合は、通常のパスタより高めの予算を想定しておきたいところです。

私なら、水辺の景色を楽しむ食事には少し多めに予算を取り、ほかの食事で調整します。
食事の値段だけでなく、その場所で過ごす時間も旅行の価値のひとつですよね。
イタリア旅行の食費を節約するコツ
イタリアの食事を楽しみながら、できるだけ費用を抑えたい人も多いと思います。
ここでは、無理に食事を削らずに実践しやすい方法を紹介します。
ランチはパニーニなどを活用
観光中の昼食には、パニーニや切り売りのピザなどが便利です。
レストランに入ってゆっくり食事をするより、手軽に済ませられる場合があります。

特に美術館や教会を巡る日は、昼食を短時間で済ませられるメリットも大きいですよ。
ただし、観光地の売店では軽食でも高額なことがあります。商品に価格が表示されているか、購入前に確認しましょう。
スーパーで飲み物を買う
観光中に必要な水や飲み物は、スーパーで購入する方法もおすすめです。
レストランで注文する飲み物と、スーパーで購入する商品では価格設定が異なります。
例えば、公式メニューで水1本2ユーロのお店もありますが、これはレストラン内での提供価格。スーパーの商品価格とは別物です。
滞在先の近くにスーパーがあれば、水やちょっとしたおやつを購入しておくと便利でしょう。
ただし、飲み物を外部から持ち込めるかどうかはお店のルールによります。レストランには勝手に持ち込まず、購入した飲み物は観光中やホテルで利用するのが安心です。
席料や追加料金を確認する
イタリアのレストランで知っておきたいのが、「coperto(コペルト)」と呼ばれる席料・テーブルチャージです。
すべての店で発生するわけではありませんが、地域や店舗によって請求されることがあります。
例えば、ダ・ミケーレの公開メニューでは1人1ユーロ、フィレンツェのTrattoria Tiberioの公開メニューでは2ユーロの席料が表示されています。
2人で食事をする場合は、料理代だけでなく人数分の席料も計算しておきましょう。
会計前に確認したいこと
「coperto」は一般にチップとは別の料金です。また、「servizio」などサービスに関する料金が設定されている場合もあります。
料金の扱いは地域や店舗によって異なるため、メニューの記載を確認し、分からない請求があれば店員に説明を求めましょう。
観光地ではメニューを先に確認
レストラン選びでは、店の雰囲気だけで決めず、メニューの金額を見ることも大切です。
特に注意したいのは、料理の写真だけを見て注文してしまうこと。
大きな魚料理やステーキ、季節限定料理などは、通常のメニューとは料金体系が違う場合があります。
また、価格が分かりにくいときは、注文する前に確認した方が安心です。
旅行中は言葉の違いもありますが、価格を聞くことを遠慮する必要はありません。
旅行者として納得してから注文することが、余計な出費を避ける基本です。
昼と夜で予算に差をつける
私が特におすすめしたいのが、昼食と夕食の予算を変える方法です。
例えば、1人1日45ユーロを使うと仮定した場合、次のように配分できます。
1日の予算配分例
朝食:5ユーロ
昼食:12ユーロ
夕食:23ユーロ
カフェ・おやつ:5ユーロ
合計:45ユーロ(約8,002円)
これは実際のセット価格ではなく、旅行計画のための配分例です。
朝食付きホテルなら、その分を夕食やデザートに振り分けることもできます。
逆に、昼にどうしても食べたい料理があれば、夜を軽くする日があってもよいでしょう。
食費を上手に使うコツは、毎食同じ金額に抑えることではなく、自分が本当に楽しみたい食事を優先することだと思います。
新婚旅行では食事を楽しもう
新婚旅行や記念旅行なら、食事は単なる栄養補給ではありません。
その土地ならではの料理や景色を、大切な人と一緒に楽しむ時間も思い出になります。
記念日のディナーを予算に入れる
新婚旅行なら、旅行中に1〜2回ほど特別なディナーを計画してみてはいかがでしょうか。
毎日高級レストランに行かなくても、一晩だけ雰囲気のよい店を選ぶだけで、旅行の印象は変わります。
例えば、普段の夕食を1人25〜30ユーロ程度で予算設定し、特別な日だけ50〜80ユーロ程度を見込む方法です。
高級店の場合はこの範囲を超えることもあるため、予約前にコース料金や飲み物代、追加料金を確認してください。
記念日の食事を予定しているなら、普段の食費と別に予算を確保しておくと安心ですね。
レストラン予約を活用する
人気レストランで食事を楽しみたい場合は、事前予約も検討しましょう。
特に新婚旅行では、レストランを探して長時間歩き回るより、希望する時間に食事を楽しめる方がうれしいですよね。
予約する際は、コース料理の有無、最低注文金額、キャンセル条件、サービス料なども確認しておきたいところです。
レストランの事前予約に対応したサービスを使えば、旅程に合わせて候補を探しやすくなります。
ただし、予約サービスによっては料金やキャンセル条件が異なることがあるため、公式サイトの条件とも比較すると安心です。
グルメツアーも選択肢になる
食事そのものを旅行の目的にしたいなら、現地のグルメツアーも魅力的です。
例えば、地元の市場を巡るツアーや、イタリア料理の食べ歩きなどがあります。
通常のレストランとは違った形で、地域の食文化に触れられるのが魅力です。
ただし、ツアー代金には食事以外にガイド料などが含まれることもあります。
単純にレストランで食べる場合と比較するのではなく、体験内容や含まれる飲食物、集合場所、所要時間を確認して選びましょう。
旅行のお小遣いも考えておこう
イタリア旅行では、食費以外にも現地でお金を使います。
そのため、食費とお小遣いを同じものとして考えないことが大切です。
食費以外に必要なお金
旅行のお小遣いには、食費だけでなく、観光施設の入場料、現地交通費、お土産代なども含まれます。
これらは旅程によって大きく変わるため、食費とは別の予算として考えましょう。
例えば、食費を1日45ユーロに設定しても、それだけで旅行中の現地支出をすべてまかなえるわけではありません。
特にローマやフィレンツェでは美術館・歴史的建造物の見学、ヴェネツィアでは水上交通など、食事以外の支払いも発生します。
航空券やホテル代をすでに支払っている場合でも、現地で必要なお金を別途見積もっておくことが大切です。
現金とカードを使い分ける
旅行中の支払いには、現金とクレジットカードを状況に応じて使い分ける方法が便利です。
カードを利用できる店舗は多いものの、通信障害や端末の不具合などで決済できない可能性もあります。
そのため、カードだけに頼らず、少額の現金を持っておくと安心です。
一方で、現金を大量に持ち歩く必要はありません。紛失や盗難のリスクを考えて、必要な範囲にとどめましょう。
カード決済時に日本円かユーロかを選択できる場合は、換算レートや手数料の違いも確認したいところです。
食費には予備費も設ける
予算をぴったり使い切る計画は、思わぬ出費に対応しにくくなります。
例えば、行きたかった店が休業していて別の店に入ったり、観光地で飲み物を購入したりする場合もあるでしょう。
旅行中には、事前に想定できない出費が少なからず発生します。
そこで、食費の計算額とは別に予備費を設定しておくと安心です。
仮に食費総額が500ユーロなら、10%に相当する50ユーロを追加の予算として確保する方法も考えられます。
使わなければ残しておけばよいので、無理に消費する必要はありません。
食費の予算を決める手順
ここまでの内容を踏まえて、出発前に食費を決める方法を紹介します。
大切なのは、旅行日数だけで計算せず、実際にどのような食事をする予定なのかを考えることです。
食事をする日数を数える
まずは、イタリアで何回食事をする予定なのか確認しましょう。
例えば、日本からの移動日には機内食があり、イタリアで夕食を食べない場合もあります。
帰国日も出発時間によっては、朝食だけで済むかもしれません。
そのため、7泊9日だからといって、必ず9日分の食費が必要になるわけではないんです。
旅程表に朝・昼・夜の食事予定を書き込むと、予算を計算しやすくなります。
食べたい料理を優先する
次に、イタリア旅行で食べたい料理を考えます。
ローマでカルボナーラを食べたい、ナポリで本場のピザを食べたい、ヴェネツィアでは魚介料理を楽しみたいなど、希望は人それぞれです。
それらをすべて豪華なレストランで食べる必要はありません。
どうしても行きたい店には予算を確保し、特に希望のない食事は手軽に済ませる。
この方法なら、食費を無理に削らずに全体の予算を調整できます。
飲食費の合計を確認する
最後に、すべての食事予定を合計します。
例えば、朝食付きホテルに泊まる夫婦2人で、昼食を1人12ユーロ、夕食を30ユーロ、カフェ代を5ユーロと仮定すると、1人1日47ユーロです。
これを7日間続ければ、2人分で658ユーロ、約117,003円になります。
これは料理代を仮定した予算計算なので、席料が必要な店を利用する場合は、その分も含めて考えましょう。
また、特別なディナーを予定しているなら、通常の夕食との差額も追加します。
こうして計算すれば、旅行中に使える食費がより具体的になりますよ。
イタリアで楽しみたい食事
最後に、イタリア旅行ならではの食事の楽しみ方も紹介します。
予算を考えることは大切ですが、食事を単なる出費として捉えるのは少し寂しいものです。
地域ごとの郷土料理を味わう
イタリア料理といっても、地域によって名物はさまざまです。
ローマではカルボナーラやアマトリチャーナ、フィレンツェではトスカーナ料理、ヴェネツィアでは魚介料理など、その土地らしい味があります。
せっかく複数都市を周遊するなら、同じ料理ばかり注文せず、地域ごとの違いを楽しんでみるのもおすすめです。

食べたい郷土料理を先に決めておけば、レストラン選びも楽しくなります。
デザートまで楽しむ日を作る
イタリアでは、ジェラートのほかにもティラミスやカンノーロなど、魅力的なデザートがたくさんあります。
食事の後にデザートを楽しむ場合は、その分の予算も必要です。

例えば、毎回デザートを注文するのではなく、気になるお店を見つけた日に楽しむ方法もあります。
カフェで過ごす時間も旅の楽しみのひとつ。無理に詰め込まず、ゆっくり味わいたいですね。
イタリア旅行の食費に関する疑問
ここからは、イタリア旅行のご飯代やお小遣いについて、よくある疑問に答えていきます。
イタリア旅行の食費に関するよくある質問
Q1. イタリア旅行の食費は1日いくら必要ですか?
A. 旅行予算としては、1人1日25〜80ユーロ程度を食事スタイルに応じた目安にすると考えやすいです。節約中心なら25ユーロ前後、外食を楽しむなら45ユーロ前後、グルメ重視なら80ユーロ前後を想定できます。ただし、都市や店舗、注文内容によって実際の金額は異なります。
Q2. イタリアではピザとパスタのどちらが安いですか?
A. 店によりますが、シンプルなピザは比較的安く食べられる場合があります。例えばナポリのダ・ミケーレでは、公式メニューに6.50ユーロのピザが掲載されています。一方、フィレンツェの一般的なレストランでは、パスタ1皿が十数ユーロになる例もあります。実際には店舗ごとのメニューを確認することが大切です。
Q3. イタリアのレストランではチップが必要ですか?
A. アメリカのように一定割合のチップを必ず加える習慣とは異なり、イタリアではチップは原則として義務ではありません。満足したサービスに対して任意で渡すことはありますが、席料の「coperto」とチップは別のものです。会計時には料金の内訳を確認しましょう。
Q4. イタリア旅行で食費を節約するにはどうすればいいですか?
A. 昼食にパニーニやテイクアウトを活用する、ホテルの朝食プランを比較する、スーパーで飲み物を購入するなどの方法があります。毎食節約するよりも、昼は軽く、夜は楽しむといった予算配分がおすすめです。観光地では店頭の料金表示も確認しましょう。
Q5. 新婚旅行では食費を多めに用意した方がいいですか?
A. 記念日や特別なディナーを予定しているなら、通常の食費とは別に予算を用意するのがおすすめです。毎日豪華にする必要はありませんが、旅行中に数回だけ特別な食事を楽しむ計画なら、食費を抑えながら思い出も作りやすくなります。
まとめ|食費はメリハリが大切
イタリア旅行の食費は、レストランの利用回数や料理の選び方によって大きく変わります。
旅行予算の目安としては、1人1日25ユーロ前後の節約型、45ユーロ前後のバランス型、80ユーロ前後のグルメ型などから、自分に合った金額を考えてみましょう。
特に夫婦やカップルで旅行する場合は、食費が2人分になるため、事前に計算しておくことが大切です。
食費計画で意識したいポイント
- 1日あたりの食費を先に決める
- 昼食と夕食で予算に差をつける
- 席料や飲み物代も忘れずに計算する
- 特別なディナーには別の予算を設ける
- 為替変動に備えて予備費を用意する
イタリアは、料理そのものが旅の大きな楽しみになる国です。
だからこそ、食費をただ安くするのではなく、本当に食べたい料理や、大切な人と過ごす時間にお金を使うことを意識したいですね。
おいしい料理も美しい街並みも、どちらも満喫できる素敵なイタリア旅行にしてください!

