こんにちは、当サイト管理人の黒糖です。
ヴェネツィア行きの航空券を探すと、乗り継ぎ空港も到着時刻もさまざま。「安い便は見つかったけれど、この乗り継ぎで大丈夫かな」と、購入前に手が止まることもあると思います。
私が比べたいのは、運賃と一緒に、乗り継ぎ回数、待ち時間、荷物の扱い、ホテルまでの移動です。ヴェネツィア着の乗継便に加え、ミラノやローマまで飛んで高速鉄道で向かう方法もありますよ。
この記事では、それぞれが向く旅程と、見落としやすい費用を紹介します。空港に着いた時点で比較を終えず、荷物を持って宿に到着するところまで思い浮かべて選んでみてください。
- 日本からヴェネツィアへ向かう主なルート
- 飛行時間と乗り継ぎ時間を比べる方法
- 航空券と鉄道・空港移動を含めた費用
- 到着後に無理をしないホテル選び
料金・運航情報の確認日:2026年10月31日。航空券は公式ページの表示例、鉄道の「〜から」は条件付きの最低運賃です。旅行日を指定した確定見積もりではなく、空席や購入条件によって変わります。ユーロ料金は円換算せず現地通貨で記載しています。
日本からの行き方を比較
最初に、ヴェネツィアを最初の目的地にするか、ほかの都市も訪れるかを決めましょう。同じ航空券でも、旅の順番によって使いやすさが変わります。
直行便より乗継便が基本
2026年10月31日時点では、日本からヴェネツィアのマルコ・ポーロ空港へ向かう定期旅客便は、乗り継ぎを前提に探すのが基本です。航空券サイトで「東京―ヴェネツィア」と表示されても、東京から一本の飛行機で着くという意味ではありません。
目的地の空港コードはVCE。検索結果では、各区間の出発地と到着地を開き、途中の空港、乗り継ぎ回数、日付の変化まで確認してください。航空会社名だけで判断せず、実際に飛行機を運航する会社を見ることも大切です。
なお、東京発には羽田と成田の両方が含まれる場合があります。行きと帰りで日本側の空港が違うと、自宅までの移動や空港に預けた車の回収にも影響しますよ。
ヴェネツィア着が向く人
日本の空港 → 乗り継ぎ空港 → VCE → ホテル
ヴェネツィアから観光を始めたい人、到着後に長距離鉄道へ乗り換えたくない人に向く方法です。
航空便をヴェネツィアまでまとめて購入すれば、途中で大きな荷物を引き取り、鉄道のホームへ運ぶ場面を減らせる可能性があります。ただし、荷物が最終目的地まで運ばれるかは、購入した航空券と乗り継ぎ条件によるので確認が必要です。
注意したいのは到着時刻。運賃が安くても、深夜着でホテルまでの移動手段が限られるなら、追加費用や疲れが増えるかもしれません。明るいうちに着く便と夜着の便は、空港から先まで含めて比べたいですね。
ミラノ経由が向く人
日本の空港 → ミラノの空港 → ミラノ中央駅 → ヴェネツィア
ミラノ観光も組み込みたい人、長距離区間の直行便を利用したい人に向くルートです。
羽田―ミラノにはANAの直行便が案内されています。ただし、運航日は旅行日に合わせて確認してください。ミラノ着なら空港で入国手続きと荷物の受け取りを済ませ、自分で駅へ移動します。
ミラノ中央駅からヴェネツィアへは高速鉄道が選べます。飛行機の乗り継ぎを減らせても、空港から駅への移動と鉄道への乗り換えは増えるため、単純に「直行便だから楽」とは決められません。
ローマ経由が向く人
日本の空港 → ローマ → ヴェネツィアへの航空便または高速鉄道
ローマも観光する人は鉄道、ヴェネツィアへそのまま向かう人は航空便の接続も比較しましょう。
ITAエアウェイズは東京―ローマの直行便を案内しています。ローマ経由には、空港でヴェネツィア行きへ乗り継ぐ方法と、空港からローマ市内に出て高速鉄道に乗る方法がありますよ。
ローマ滞在を挟むなら鉄道移動も旅程に収めやすい一方、到着当日にすぐ北上する場合は移動が長くなります。ヴェネツィアが目的なら、ローマからの短距離便まで含む航空券を先に調べておくと比較しやすいでしょう。
日本から何時間かかる?
飛行機に乗っている時間と、出発空港から到着空港までの時間は別です。さらに、自宅から宿までは空港アクセスや入国手続きも加わります。
総所要時間で見比べる
日本からヴェネツィアへの時間は、経由地と待ち時間によって変わります。航空券を比べるときは、各便の飛行時間を足すより、検索結果に表示される乗り継ぎを含む総所要時間を使ってください。
具体例として、エミレーツ航空の公式路線ページには、羽田発ヴェネツィア行きで総所要時間21時間10分の行程が表示されていました。これは同社の掲載例であり、すべての便や旅行日に当てはまる時間ではありません。
同じ航空会社でも出発空港や接続便が違えば所要時間は変わります。行きの時間だけを見て決めず、帰りの乗り継ぎ待ちも開いてくださいね。往復のどちらかだけ待ち時間が長い航空券もあります。
時差と翌日着に注意する
航空券の出発時刻と到着時刻は、通常それぞれの空港の現地時間です。日本とイタリアの時計をそのまま引き算しても、移動にかかった時間にはなりません。
イタリアは日本より、冬時間では8時間、夏時間では7時間遅れです。到着時刻に付く「+1」は翌日着を示すことが多いため、ホテルのチェックイン日を決める前に、予約画面の日付を必ず確かめましょう。
特に気を付けたいのが羽田の深夜便。たとえば土曜日の午前0時台発なら、金曜日の夜に空港へ向かう流れになります。「土曜日の夜に出発」と思い込むと一日ずれてしまいますよ。
宿までの時間も確保する
VCEに着いたあとも、入国審査が必要な場合の手続き、荷物の受け取り、バスや船の待ち時間が続きます。空港到着時刻を、そのままヴェネツィア観光の開始時刻にしないことが大切です。
ホテルが本島の奥にあると、バスを降りてから水上バスへ乗り換えたり、橋を越えて歩いたりします。地図上の距離が短くても、スーツケースを持った移動では時間がかかる場合があります。
到着日は、時間指定の観光予約やキャンセルできないレストランを詰め込みすぎないほうが気持ちに余裕を持てます。少し遅れても、宿に着いて食事を楽しめる。そのくらいの予定が私は組みやすいと思います。
乗り継ぎで確認したい条件
乗り継ぎは回数だけでなく、空港の移動、入国審査、荷物の扱いで負担が変わります。予約前に、次の飛行機まで何をする必要があるのか見ておきましょう。
欧州経由は入国地点を確認
フランクフルト、ミュンヘン、ヘルシンキ、パリなど、欧州の主要空港を経由する方法があります。出発日によって接続が異なるため、使いたい航空会社の時刻表と予約画面で確かめてください。
シェンゲン圏の空港で域内便に乗り換える場合、原則として最初に到着したシェンゲン圏の空港で入国審査を受けます。飛行機を降りて隣のゲートへ行くだけ、とは限らないわけです。
初めて利用する空港なら、ターミナルの位置、保安検査の有無、入国手続きの案内も確認しましょう。欧州経由というだけで、どの空港でも同じ手順になると考えないようにしたいですね。
中東経由は待ち時間を見る
ドバイやドーハなどを経由する行程も候補になります。日本側の出発時刻が合いやすいこともありますが、地理的な遠回りと接続待ちを合わせた所要時間で判断してください。
空港内で過ごす時間が長ければ、食事、休憩場所、充電できる場所も気になりますよね。ラウンジ利用などを考える場合は、利用できる運賃なのか、有料なのかも確認が必要です。
また、中東の空港からヴェネツィアへ向かう場合、シェンゲン圏への入国審査は通常イタリア側になります。乗り継ぎ国への入国が必要な旅程や、空港外のホテルを使う場合は、その国の入国条件も別に確かめましょう。
短い接続を優先しすぎない
乗り継ぎ時間が短い便は、総所要時間が魅力的に見えます。ただし、到着便が遅れたり、到着ゲートが遠かったりすると、ゆっくり食事を取る余裕はなくなるかもしれません。
「何時間あれば絶対に間に合う」という共通の答えはありません。空港ごとの最低乗継時間、航空会社の販売条件、入国審査、移動のしやすさを合わせて考える必要があります。
私なら、同じ予約で販売される便の中から、初めての空港では余裕のある接続を選びます。ただし、長く待てば快適とも限りません。深夜の待ち時間や空港泊にならないかまで見て、無理の少ない便を選びましょう。
通しの航空券と別切りの違い
日本からヴェネツィアまでを一つの航空券として購入する方法と、途中までの航空券と先の航空券を別々に買う方法では、遅延時の扱いが違います。後者は「別切り」「セルフ乗り継ぎ」などと表示されることがあります。
別切りでは、先の便の遅延を理由に次の航空券を無料で変更できるとは限りません。空港で荷物を引き取り、チェックインし直す必要があれば、乗り継ぎ時間も長く確保することになります。
同じ予約サイトでまとめて決済できることと、航空会社が接続を扱う通しの航空券であることは別です。航空券の発券形態、遅延時の対応、販売会社独自の補償条件を購入前に確認してください。
通しの航空券でも、すべてのホテル代や予定の損失が補償されるわけではありません。接続に問題が起きた場合の連絡先と、変更手続きの窓口を控えておくと落ち着いて動けます。
荷物は最終目的地まで確認
日本の空港で預けた荷物がVCEまで運ばれるかは、航空会社同士の取り決めや経路によります。チェックイン時に行き先を確認し、手荷物タグに記載された目的地も見ておきましょう。
さらに、受託手荷物の個数・重量と、機内持ち込みの条件は別です。長距離便で持ち込める荷物でも、小型機を使う短距離区間では扱いが変わる場合があります。
着替え、充電器、常用薬など到着直後に必要な物は、各社の規定に従って手元に分けておくと安心です。同行者がいるなら、それぞれの荷物の条件を確認してから運賃を比べてくださいね。

ミラノ・ローマから鉄道で行く
鉄道経由は、ほかの都市を楽しめるのが魅力です。一方、空港から高速鉄道の出発駅までは、別の移動になることを忘れないでください。
ミラノは空港と駅を区別
マルペンサ空港からミラノ中央駅へは、マルペンサ・エクスプレスを利用できます。公式運賃は大人片道15ユーロ。空港第1ターミナルと中央駅の間は、おおむね約51〜54分が案内されています。
中央駅からはItaloやFrecciarossaでヴェネツィア方面へ。Italo公式の路線案内では、ミラノ―ヴェネツィアは14.90ユーロからと掲載されています。ただし、これは空港からの通し運賃ではなく、空港アクセス代が別に必要です。
都市間の列車は約2時間半を一つの目安にしつつ、目的の駅までの時刻で確かめてください。公式の最短時間表示には、発着駅や停車駅の違いが含まれるため、「ヴェネツィア」という都市名だけでは比較を終えないことが大切です。
ローマは長距離移動になる
フィウミチーノ空港からローマ・テルミニ駅へ向かうレオナルド・エクスプレスは、公式案内で片道14ユーロ、所要時間32分です。そこからヴェネツィア方面の高速鉄道へ乗り換えます。
Italo公式のローマ―ヴェネツィアの掲載運賃は29.90ユーロから。所要時間は発着駅や列車によって変わり、旅程を考える段階では約4時間を目安にし、最終的には利用便の時刻表で確認しましょう。
空港からの移動、駅での待ち時間、列車の乗車時間が続くので、長距離フライトの直後には疲れが出やすい行程です。ローマ観光をするなら一度滞在してから北上する方法もありますよ。
到着駅はサンタルチアも検索
ヴェネツィア本島にあるのはVenezia Santa Lucia駅。本土側にあるVenezia Mestre駅とは違います。本島に泊まるならサンタルチア駅までの列車を検索し、メストレに泊まるならホテルの位置に合わせて選んでください。
「ヴェネツィア着」と表示された列車でも、メストレまでの行程なら、そこから本島へ移動が残ります。運賃を比べるときも、片方がメストレ着、もう片方がサンタルチア着では同じ条件になりません。
サンタルチア駅の近くに宿を取れば、到着後の移動を短くできる可能性があります。反対にサン・マルコ広場周辺などへ向かうなら、駅から水上バスや徒歩で移動する時間を加えておきましょう。
飛行機の遅れに備えて予約
航空券と別に買った鉄道券は、飛行機が遅れても自動で次の列車に振り替えられるとは限りません。安い運賃ほど変更や払い戻しに制限がある場合があるため、値段と一緒に条件を読みたいところです。
空港着から列車発までを考えるときは、入国審査と荷物の受け取り、空港駅までの徒歩、列車待ち、中央駅での乗り換えを一つずつ加えます。飛行機が着陸してすぐ空港列車に乗れる想定にはしないでください。
◆黒糖のワンポイントアドバイス
到着日に鉄道へ乗り継ぐなら、私は安さだけでなく変更条件も見ます。乗り遅れたときに買い直しが必要かまで考えると、少し高くても選びたい切符が見えてきますよ。
航空券と現地移動の費用
同じ日程・人数・荷物で比べることが基本です。ここでは、公式ページで確認できた表示例と、ルートごとに追加する費用を分けて紹介します。
航空券の表示例と注意点
確認時、ITAエアウェイズの東京―ヴェネツィア公式ページには、往復224,000円からという表示があり、本文では2月出発の例として紹介されていました。これは確認時点の広告的な最低価格表示で、日本発航空券全体の平均相場ではありません。
旅行日や便を指定した見積もりではないため、この金額で希望日の予約ができるとは限りません。受託手荷物、座席指定、変更条件に加え、税金・燃油関連費用・発券手数料などを含む最終支払額を購入画面で確認してください。
また、ローマ着など別の目的地の最低価格と差額だけを比べても、日程や運賃条件が一致するとは限りません。スカイスキャナーなどで同じ日程の航空券を比較し、販売会社と航空会社の条件まで確認すると選びやすくなります。
(出典:ITAエアウェイズ「東京発ヴェネツィア行きフライト」)
鉄道経由は追加額を足す
ミラノ経由の片道追加費用例
マルペンサ・エクスプレス15ユーロ + Italoの掲載最低運賃14.90ユーロ = 29.90ユーロ
ローマ経由の片道追加費用例
レオナルド・エクスプレス14ユーロ + Italoの掲載最低運賃29.90ユーロ = 43.90ユーロ
いずれも大人1人・片道を想定した単純合計で、公式掲載の最低運賃が希望の列車に適用できる場合の例です。同時に購入できることを確認した見積もりではなく、航空券代とヴェネツィア到着後のホテルまでの交通費は含みません。
高速鉄道の価格は、列車、空席、車内の座席区分、変更条件によって変わります。往復とも鉄道を使うなら帰路も別に調べ、人数分を加算してください。途中泊を挟む場合は、ホテル代と宿泊税も必要になります。
鉄道経由を候補に残すなら、希望日に利用できる高速鉄道の料金と変更条件を確認してから航空券を購入すると、総額の見落としを減らせますよ。
安い便ほど確認したいこと
航空券の最初の表示額が安くても、預け荷物と座席指定を追加すると差が縮まることがあります。同行者と並んで座りたい場合や、お土産で帰りの荷物が増えそうな場合は、必要な条件で計算しましょう。
長い乗り継ぎがあるなら、その間の食事や宿泊が必要かも考えます。別の空港への移動を含む乗り継ぎでは、交通費だけでなく、荷物を運ぶ負担も増えるので注意してください。
見比べる金額は「航空券の合計+必要な追加サービス+空港アクセス+鉄道+ホテルまでの移動」です。私なら、この総額と到着時刻を並べて、差額に納得できる便を選びます。
空港からホテルまでの行き方
マルコ・ポーロ空港から本島へは、陸路のバスと水上交通が主な候補です。ホテルに近い停留所までの動きを確認すると、到着後の負担が分かります。
空港バスは片道12ユーロ
ATVOのマルコ・ポーロ空港―ローマ広場間の空港バスは、公式時刻表で片道12ユーロ、往復20ユーロ、荷物込みと案内されています。2026年2月1日からの改定運賃なので、古い記事の料金と混同しないでください。
乗車時間は公式案内で約20分。ただし、これはバス区間の目安であり、荷物の受け取りやバス待ち、道路の混雑、ホテルまでの移動は含みません。
終点のローマ広場から先は、徒歩や水上バスなどへ乗り換えます。宿が遠い場合、空港バスの運賃だけではホテルまで着けません。ローマ広場周辺に泊まる場合も、橋や段差の有無を確認しておくと安心ですね。
空港から船で向かう方法
アリラグーナの空港―ヴェネツィア間の公式掲載料金は、片道18ユーロ、往復32ユーロ。重い荷物1個と手荷物1個の輸送を含み、追加荷物には1個4ユーロの追加料金が案内されています。
ホテルに近い停留所へ向かえる路線なら、ローマ広場で乗り換える手間を減らせるかもしれません。ただし、乗り場までの徒歩と待ち時間、途中の停留所を含むため、船なら必ず早いとは限りません。
空港からのアリラグーナと、市内のACTVの水上バスは別のサービスです。市内の交通券で空港の船にも乗れると思い込まず、対象路線と運賃を確認してください。水上タクシーはさらに別なので、予約時には人数・荷物・行き先を伝えて総額を確かめましょう。

宿の場所で移動が変わる
宿泊地は本島と本土側のメストレで、到着後の動きが変わります。本島のホテルなら街歩きに出やすい一方、停留所から橋を越える道が続くことも。メストレなら、翌日の本島への移動も含めて比べてください。
予約前にホテルの案内で、最寄り駅・船着き場・バス停、そこからの徒歩経路、遅い到着時の受付方法を確認しましょう。大きい荷物があるならエレベーターの有無も気になるところです。
到着ルートから移動しやすいヴェネツィアのホテルを探すと、空港から宿までの予定を組みやすくなります。航空券の差額だけで迷ったら、ホテルへの到着が何時になるかを見比べてみてください。
旅程に合う航空券の選び方
最後は、何を優先する旅行かで選びます。空港の乗り換えを減らしたいのか、複数都市を回りたいのかを決めると、候補を絞りやすくなりますよ。
初めてなら移動の少なさ
ヴェネツィアから観光を始めるなら、まずは通しの航空券で乗り継ぎ1回、VCE着の行程を探してみてください。そのうえで、待ち時間と到着時刻が合うかを確かめます。
英語での手続きや大きな空港の移動が気になる人は、短すぎる接続や別空港への移動を避けると負担を抑えやすいでしょう。同行者がいるなら、長時間歩く移動に無理がないかも一緒に考えたいですね。
購入前には、往復それぞれの出発日、空港コード、接続時間、預け荷物、変更条件をもう一度確認します。少し手間でも、支払う前に見ることが、到着後の余裕につながります。
周遊なら到着と帰国を分ける
ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマなどを回るなら、到着都市と帰国都市を変える「複数都市」の航空券も候補です。たとえばミラノから入り、鉄道で移動してローマから帰れば、出発都市へ戻る移動を減らせます。
航空券単体では少し高く見えても、戻るための鉄道代や宿泊代、移動時間を省ける場合があります。逆に、同じ都市の往復航空券のほうが安く収まることもあるため、旅程全体で比較してください。
帰国日に遠い都市から空港へ向かう予定は、遅延時に余裕がなくなりがちです。前夜を出発都市にする方法も含め、最終日にどこで眠り、どう空港へ行くかまで決めておきましょう。
よくある質問
Q1. 日本からヴェネツィアへ直行便で行けますか?
A. 確認日時点では乗継便が基本です。VCEまで一つの航空券で向かう方法のほか、ミラノやローマまで直行便を利用し、そこから鉄道などで向かう方法があります。運航状況は旅行日に合わせて確認してください。
Q2. 東京からヴェネツィアまで何時間かかりますか?
A. 経由地と待ち時間で変わります。公式掲載例には羽田発で21時間10分の行程もありますが、共通の所要時間ではありません。予約画面の総所要時間を確認し、空港から宿までの移動も追加してください。
Q3. 関西からは東京経由にしたほうが楽ですか?
A. 必ずしもそうではありません。関西発の海外乗継便と、東京まで移動して国際線に乗る行程を、自宅からの時間と費用で比べましょう。東京経由なら国内線と国際線の空港が同じか、前泊が必要かも確かめてください。
Q4. ミラノ着にすると必ず安くなりますか?
A. 必ず安くなるとは限りません。航空券に加え、空港から中央駅、中央駅からヴェネツィア、駅から宿への費用が必要です。列車の変更条件や、途中泊の有無まで含めた総額で比べてください。
Q5. 空港検索でTSFが出たら同じ空港ですか?
A. 違います。VCEはマルコ・ポーロ空港、TSFはトレヴィーゾ空港です。近隣空港を含む検索では両方が候補になる場合があります。この記事の空港バスと船の料金はVCE発着のもので、TSFには適用できません。
無理のないルートで出発しよう
日本からヴェネツィアへは、VCE着の乗継便と、ミラノ・ローマ着からの鉄道移動を、同じ条件で比べるのが出発点です。空港に着くまでの安さだけでなく、荷物を持って宿へたどり着くまでを想像すると、自分に合うルートが見つけやすくなります。
- 最初の目的地がヴェネツィアなら、VCE着の通しの航空券から確認する
- 航空券は総所要時間、荷物、変更条件、最終支払額まで比べる
- 鉄道経由は空港アクセス代と列車代、乗り遅れ時の扱いを確認する
- ホテルの場所と到着時刻を合わせ、初日の予定に余裕を持たせる
少し早く着いて街を歩きたいのか、途中の都市も楽しみたいのか。あなたの旅で大切にしたい時間に合わせて選んでくださいね。

